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2008年3月20日 (木)

割れ窓理論

『割れ窓理論(ブロークン・ウィンドウズ・セオリー)』とは?

(1)アメリカのジョージ・ケリング博士とジェームズ・ウイルソン博士が
1982年に提唱した犯罪防止理論であり、欧米諸国の犯罪対策に
大きな影響を与えています。

(2)建物やビルの「割れ窓(割られた窓)」を、そのまま放置しておくと、
その建物は管理されていないと認識され、割られる窓ガラスが増え、
建物やビル全体が荒廃し、その荒廃が、地域全体に広がっていくと
いう考え方です。

(3)窓ガラスを割ったり、壁に落書きをしたり、ゴミを捨てたり、自転
車を放置したり、夜中に大きな音を出したり、雑草を伸び放題にする、
といった秩序違反行為を見逃しておくと、犯罪者は、「この地域は街に
関心が無い」→「人間関係が希薄な街(地域コミュニティが築かれて
いない)」→「犯罪を実行しても見つからない」→「もし見つかっても
通報されない」と考え、犯罪を実行することになります。

(4)「割れ窓理論」は、犯罪を防止するには、秩序違反行為をその
まま放置せずに適切な対応をして、犯罪者に、「この地域は街に関心
が有る」→「人と人とのつながりが有る(地域コミュニティが築かれて
いる)」→「犯罪を実行したら見つかる」→「もし見つかったら通報され
る」と考えさせることが重要である、と説きます。

(5)この「割れ窓理論」を実践的に採用したのが、ニューヨーク市です。
1984年から落書きだらけの地下鉄車両のクリーン・カー・プログラム
を始め、プログラム開始から5年間で落書きは姿を消しました。次に
1990年から地下鉄の無賃乗車(軽微な犯罪)を徹底的に取り締まる
ことによって地下鉄内の強盗(凶悪犯罪)が5年間で半減しました。
さらに1994年(平成6年)からジュリアーニ市長は、地下鉄での秩序
違反対策を市全域に広げ、警察官を増員し、徹底した徒歩パトロール
と軽微な犯罪の取り締まりを行い、その結果、ニューヨーク市は7年間
で犯罪が半減しました。

(6)「割れ窓」は、崩壊する地域コミュニティの象徴です。

(7)西大津防犯では、「割れ窓理論」に基づき、夜間巡回活動時に
街のゴミを回収しています。 

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