地域自衛型防犯へ
- 警察依存型防犯から地域自衛型防犯へ -
平成14年に滋賀県では、刑法犯認知件数が過去最高を記録し、何か手を打たなければ大変なことになるという危機感が生まれました。平成15年4月に「『なくそう犯罪』滋賀安全なまちづくり条例」が施行され、それまでの警察依存型防犯の限界が指摘され、「自分たちの街は自分たちで守る」という地域自衛型防犯の取り組みがスタートしました。
それでは、警察依存型防犯と地域自衛型防犯は、どのように違うのでしょうか?
具体的な事例で説明すると、
暴走族が走りまわり夜寝られない、治安が悪いという状況で、
- 警察依存型防犯:警察にパトロール強化を依頼する。
- 地域自衛型防犯:地域住民が警察・行政に相談しながら防犯団体を立ち上げて、自分達でパトロールをする。
少年達が蝟集(いしゅう)していて雰囲気が良くないという状況で、
- 警察依存型防犯:遠くから見守り、犯罪行為を起こせば警察に連絡する。
- 地域自衛型防犯:地域住民が少年達に話しかけ会話が成立してきたら、帰宅を促し、ゴミを捨てないように注意する。
となります。
西大津防犯では、平成15年から、模索しながら地域自衛型防犯を実践してきました、これからも「どのような防犯スタイルが有効か?」模索しながら活動を続けていきます。
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