少年達との会話3
今年になって再び、西大津駅前で前述の彼らと会いました。今度は、7~8人と人数が増えて女の子もいました。
1.午後10時過ぎの、彼らと会員との会話です。
少年A:「おっちゃん、俺のこと覚えてる?」
会員K:「覚えてるで、この前もここにいたなあ」
少年A:「うん」「俺、就職が決まってん」
会員K:「そうか、良かったなあ」
会員M:「(たばこを吸っていた少年Bに対して)たばこ止めとき」
少年A:「(会員Mに対して反抗的な態度をとった少年Bに対して)やめとけ、やめとけ」
会員Mは、この時点で、彼らの様子がなんとなくおかしいと感じていました。
2.午後11時前、巡回活動を終えて、駅前に戻るとまだ彼らがいたので帰宅を促し、会員は解散しました。
3.午後11時30分過ぎ、会員Mが青パトを戻して、帰宅しようと駅前を通ると、まだ彼らがいました。会員Mは、彼らのすがるような視線を感じました。
会員M:「どうしたんや?何かあったんか?」
少年達:「・・・・・・」
会員M:「何かあるんやろう?言ってみ」
少年A:「実は、・・・・・(内容は書きません)」
会員M:「それで、自分らはどうしたいんや?」
少年達:「・・・・・・」
会員M:「そしたら、おっちゃんに任せてくれるか?」
少年達:「うん」
会員Mは、警察に機転を利かせた通報をして、事件には至りませんでした。
今回、事件に至らずに済んだ要因は、会員Mの危機察知能力と機転を利かした警察への通報でしたが、「少年達と会員との間である程度のコミュニケーションが取れており、少年達が会員に対して相談できる人達かもしれないと思っていたこと」「会員と警察の間で普段からコミュニケーションが取れていたこと」も要因で、「コミュニケーションの重要さ」を再認識した出来事でした。
どのような問題も解決の手段は「人」と「人」との「話合い」であり、何か問題が生じた時に「話合い」ができるか否かは、日頃から「コミュニケーション」を取っているか否かによると思います。
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