附属池田小学校事件 1
7年前の今日(平成13年6月8日)、小学校に入ってきた犯人が、小学生と教師を次々と刃物で切りつけ、8人の生徒が死亡、13人の生徒と2人の教師が傷害を負うという事件が発生し、事件から3年3ヵ月という異例の早さで、犯人に死刑が執行されました。
事件の原因については、犯人の「むしゃくしゃしたからやった」という言葉と、犯人自身が父親から受けた虐待、犯罪歴が注目されていますが、平成20年5月27日の記事と同様、犯人の1歳までの育てられ方が重要と思われます。
事件を防ぐ方法については、「校門が閉まっていたら、やらなかった」という犯人の言葉が注目され、この事件以降、学校の門が締められ警備員が配置されるようになりました。また、こども110番の家の設置、防犯ブザーの携帯、監視カメラの設置が広まりました。
また、亡くなった子供達の死因が即死ではなく、救護が遅れたことによる失血死であったことから、事件発生直後の学校の通報体制(組織の問題であり、先生個人個人の問題ではありません)についても、疑問が投げかけられました。
社会に対して、「学校の安全」という課題を突きつけた事件です。
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