終戦記念日
本日(8月15日)は、63回目の終戦記念日です。
ポツダム宣言の受託は8月14日で、帝国大本営が休戦命令を出したのは8月16日で、降伏文書が調印されたのは9月2日です。しかし、終戦記念日が8月15日になったのは、その日に天皇陛下の玉音放送があり、玉音放送により一般国民は、戦争に負けたと告げられたことと、8月15日がお盆ということが関係しているそうです。
玉音放送により一般国民は戦争に負けた事実を知り、GHQにより平和憲法が制定され、それ以後60年以上日本は戦争をしていません。
現代においては、すべての国は自国の平和だけではなく、世界の平和のための貢献が求められています。憲法により軍隊を派遣できない日本は、その他の手段により国際貢献を行う方法を模索しています。現在行っている国際貢献は、海上自衛隊によるインド洋での給油活動ですが、期限は来年1月までです。政府はこの給油活動を継続するための「新テロ対策特別措置法改正(案)」を制定させるために、秋に臨時国会を開く予定ですが、反対意見が強く改正(案)の制定は困難ではないかと言われています。改正(案)が制定されなければ、給油活動以外の国際貢献の方法を、また模索しなければなりませんが、その他の方法が見つからなければ、「憲法を改正して、軍隊を派遣できるようにするべきだ」という意見が強くなるのでしょう。
憲法改正論議は、一般国民ひとり一人の問題です。
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