琵琶湖の歴史
琵琶湖は世界で3番目に古い湖で、500万年前に、現在の三重県上野市付近にできました。その後、形を変えながら毎年1~2cmづつ北へ移動してきましたが、120万年前に鈴鹿山脈の隆起により、ほぼ現在の場所、現在の形になりました。
そして、現在も2~3cmづつ北へ移動しており、100万年後には、日本海に接すると言われています。
楽器の琵琶の形に似ていることから「琵琶湖」と名付けられたと言われており、「琵琶湖」という呼称がはじめて文献に登場するのは、16世紀室町時代後期(中世後期)になってからで、古代・中世の初めにおいては、「淡海(あふみ:淡水の海)」「近淡海(ちかつあふみ)」「鳰(にお)の海」「さざなみ」などの呼称がありました。
ちなみに、都から遠く離れた浜名湖(静岡県)を「遠淡海(とおつあふみ)」と呼び、都に近いので「近淡海(ちかつあふみ)」と呼ばれるようになったと言われており、琵琶湖をめぐる一帯の地域を「おうみ(近江)」と呼ぶようになりました。
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