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2008年11月15日 (土)

定額給付金1

 政府がうちだした景気対策のための「定額給付金」が、迷走しています。
「定額給付金」は、あくまでも対症療法であり(効果があるかどうかも不明)、根治療法を考えなければなりません、根治療法を考えるためには、景気低迷の原因を考えなければなりません。

 目片大津市長は、「国がつくる制度なのだから、所得制限の有無も国が決めるべきだ」「(所得制限を行うと)膨大な事務作業が発生する」「(所得の把握による)個人情報の流出も懸念される」「国が持続して行うのなら一定の成果はあるだろうが、景気対策という口実でやることに疑義を感じる」と、述べられています。

 「定額給付金」の給付事務は、全国の市区町村が行うようです。年々公務員の定員削減が進み、通常でも年度末は業務繁忙期であるのに、大津市は、来年4月の中核市移行に向けた準備をしなければならず、追い討ちをかけるように「定額給付金」の給付事務の準備が加わりました。これから年度末・年度始めまで大津市の職員さんは大変だと思います。

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