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2008年12月 6日 (土)

琵琶湖南湖の水草問題

 琵琶湖南湖に異常繁殖する水草への対応方法を検討していた、滋賀県と国土交通省琵琶湖河川事務所が設置した検討会は、次のように方針(除去方法)を決め、これらの方法により、昭和前半頃の水草の量に戻すことを目標にしました。

(1)貝びき漁具を使って湖底から根こそぎ除去する。
(2)専用船により刈り取る。
(3)草食性のワタカ・セタシジミを放流する。

 財政難にあえぐ県が十分な予算を付けることは困難と思われます。そこで、県と市が一体となって、業者と地域住民に次のような呼び掛けを行うという案はどうでしょうか?
 水草がスクリューに絡んで困っている釣り船等の船舶保有業者が船を提供し、小型船舶免許を保有している地域住民(釣り人等)がボランティアで船を操縦し、学生や地域住民がボランティアで水草除去作業を行う。県は船のガソリン代を支出し、刈り取られた水草は市のゴミ収集車で処分場に運ぶ。

 呼吸ができない琵琶湖を救うため、という目的なら滋賀県民は動くような気がしますがどうでしょうか?琵琶湖一斉清掃と同じように、夏前に行う南湖周辺地域の恒例行事にすればどうでしょうか?行政だけに頼るのではなく、「自分達でできることは自分達で行う」という良いきっかけにもなると思います。

 追伸)、大戸川ダムを整備計画から外すという嘉田知事の意見書案は、12月22日に県議会で採決されます。賛成議員と反対議員の数は拮抗しています。

 

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