インターネットカフェ
住居を持たない派遣労働者の多くは、「インターネットカフェ(通称:ネットカフェ・まんが喫茶)」で寝泊りしています。明日の仕事が決まっていない者は、携帯電話に派遣会社から「○○といった仕事があり、作業時間は○○時から○○時まで、日当○○○○円ですが、しますか?」という内容のメールがきたら、メールで返事をして指定された集合場所に行き、そこから同じように集合場所に集まった者といっしょに派遣会社の車で派遣先事業場に行き、仕事をして数日後に日当をもらうという生活を続けています。
派遣労働者にとっての「インターネットカフェ」は、日雇い労働者の「寄宿舎(きしゅくしゃ)」と同じで、すぐ横に他人が寝ており、身体をまっすぐに伸ばして寝ることもできず、インフルエンザや肺結核の感染も懸念されています。
そして、「明日、仕事があるのか?」「この仕事が終わったら、次の仕事はあるのか?」「将来はどうなるのか?」という、不安な気持ちが続きます。
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