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2009年2月12日 (木)

宇宙教育センター

 アメリカのヒューストンで2月6日に開催された、「宇宙を教育に利用するためのワークショップ(研究集会)」で、大阪府枚方市の20代女性小学校教論 T さんが、日本代表として、自身で考案した「二酸化炭素が地球温暖化にもたらす影響についての実験」を紹介しました。

 ワークショップは、NASA(アメリカ航空宇宙局)が主催する教育関係者向けの国際イベントで、毎年欧米を中心に500~600人の教育関係者が出席し、日本からは2~3名が出席しています。日本の出席者の選考は、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センター(※)が行っており、募集要項には、「現在、幼稚園・小学校・中学校・高校で教職についていて、英語でコミュニケーションがとれること」と記載されているそうです。

 ※ 宇宙探求・宇宙開発から得られた知識や技術を基に、小・中・高校の授業支援・教員支援を活動の核に据えて「幅広い見識を身につけた心豊かな青少年の育成」をめざし、平成17年5月1日に設立されました。

 T さんが発表する地球温暖化の実験では、地球儀の入った密閉した2つの容器の片方に二酸化炭素を注入して温めることで、二酸化炭素が多い方が、温度が上昇しやすく冷えにくい様子を検証しました。
 T さんは、公立小学校で1年2組を担任されているそうです、クラスの子ども達は貴重な体験談を聞くことができたのでしょう。

 

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