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2009年7月13日 (月)

東京都議会議員選挙結果

 7月12日に行われた東京都議会議員選挙の結果が、次のとおりになりました。定数が127議席であり、過半数は「64」となります。この「64」という数字をいかにして獲得するかで、都議会で議案が可決されるか否決されるかが決まります。

           [改選前]     [改選後]
   民主党    34議席  →  54議席
   自民党    48議席  →  38議席
   公明党    22議席  →  23議席
   共産党    13議席  →   8議席
   その他     8議席  →   4議席

 『ゲーム理論』という学問があります。20世紀半ばに確立された数学の一分野で、目的を持つ複数の主体が、定式化された制約条件化で戦略を持ちそれぞれの目的達成に向けて行動する状況での、個々の主体や集団としての振る舞いについて研究する学問です。(ウィキペディアより)
 あらゆる分野に多大な影響を与えており、現実の社会の中での駆け引きを考え分析するためにも応用され、政治の世界では各政党が持つ影響力の大きさを計るのに応用されます。

 例えば、

 仮に改選前、「自民党(48)」が知事与党で、「民主党(34)と共産党(13)」が知事野党とした場合、「公明党(22)」が知事与党・知事野党のどちらにつくかで、与党・野党どちらが過半数を超えるかが決まります。このような状態では、「公明党(22)」の影響力が大きく、「その他(8)」はほとんど影響力が無いということになります。

 しかし改選後、「自民党(38)」に「公明党(23)」を加えても過半数には至らず、「民主党(54)と共産党(8)」も過半数には至らないため、「その他(4)」が知事与党・知事野党どちらにつくかで、与党・野党どちらが過半数を超えるかが決まります。このような状態では、「その他(4)」の影響力が大きいということになります。
 「公明党(23)」は改選前より議席を増やしたにも関わらず影響力が小さくなり、「その他(4)」は改選前より議席数が半分になったにも関わらず影響力が大きくなりました。

 このように、各政党の持つ影響力の大きさを計り(実際は数値化もできる)、それに従って各政党がどのように行動するかを考えることにも、『ゲーム理論』が応用されます。

 追伸、)本来地方議会に、知事与党も知事野党もありません。
     2009年7月7日の記事を参照してください。
 
 

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