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2009年8月16日 (日)

大津びわこ競輪場 2

 大津びわこ競輪は、大津市の事業ですが、慢性的な赤字に悩んでいます。

 競輪事業は、開設から53年間の連続黒字で、計203億円を大津市に繰り入れていましたが、2004年(平成16年)度に赤字に転落した後、2008年(平成20年)度までの累積赤字は約13億円です。そして、収入の7割を高松宮記念杯が占めています。
 また、現在全国47競輪場のうち、びわこ競輪を含む5ヵ所が赤字です。

  -競輪事業に関する、最近の大津市の動き-

(1)2007年(平成19年)3月2日の市長発言要旨
「正直言って今年の6月の高松宮記念杯がどういう売り上げを示すのか、これは一つ注目したいと思っています。」「他の競輪場(向日町競輪)が止めたら、こちらにファンが流れるので、今は我慢するべきだと思います。」「どこの競輪場がギブアップするのか見ていきたい。5年10年赤字が続くなら廃止を考えなければいけないが、今はもうちょっと推移を見守るべきだと思います。」

(2)2008年(平成20年)4月に、「競輪事業経営安定化検討委員会」を設置して方策を検討。 

(3)2008年(平成20年)12月8日に、各種施策を実施して、2009年(平成21年)度から2011年(平成23年)度までの3年間に、単年度7580万円の黒字計上を目指す「収支改善計画」を発表。

(4)2009年6月18~21日に開催された高松宮記念杯の車券の売り上げが前年度比で1割減となる123億7千万円にとどまり、「収支改善計画」を始動したばかりの大津市はショックを受けました。年間の売り上げの7割以上を占める高松宮記念杯で前年度比1割減は、赤字体質脱却は絶望的です。それにしても、たった4日間で年間の7割以上の売り上げをあげるということは、残りの361日(365日-4日)はどのような状況なのでしょうか?

(5)2009年7月9日の市長発言要旨
「今後長期にわたって赤字が改善されない場合は、一定の判断(廃止)をすることもありうる」「今後3年、5年と競輪の長期低落が続くなら、一定(廃止)考えなければならない」「『すぐにやめるべき』との意見は、これまで市に果たしてきた役割への思いに欠ける。従業員の処遇や関係者への対応など、慎重に検討すべきことは多い。」

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