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2009年9月

2009年9月30日 (水)

近隣コミュニティー

 本日(9月30日)の読売新聞に、滋賀大学 経済学部准教授 柴山桂太(しばやま けいた)氏の「近隣コミュニティー再生を」と題する論文が載っていました。

 柴山氏の論文の抜粋は次のとおりです。

 自民党は選挙で「民主党には成長戦略がない」と批判したが、それでも民主党が圧勝した。背景には、コミュニティー(地域共同体)が衰退している現状への国民の危惧があったのではないか。規制緩和を進め。「民にできることは民に」と考える小泉元首相の構造改革路線は、明らかに都市と地方の格差を生んだ。極端な話、地域が崩壊し、各家庭の防犯活動をすべて警備会社に任せたほうがGDP(国内総生産)は上がる。それでいいのかという問題意識が潜在的にあったように思う。

 地方分権・地域主権をうたう民主党には、近隣コミュニティーを再生させる方策を推進してほしい。因襲に縛られた前近代的な共同体を再生しろというのではない。教育や防犯などでコミュニティーが果たす機能を見直し、必要性を再確認するということだ。

 近年、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)という概念が注目されている。人々の信頼やつながりを「資本」ととらえ、評価する考えだ。実際、同じ教育でも、住民の信頼の強い市町村とそうでないところでは効果が違うといった研究が出ている。人々の生活向上や幸福を計る新たな指標を考えていくべきだろう。

 民主政権は、政府が直接福祉を担う社会民主主義を目指しているようだが、今の財政状況を考えると、おそらく失敗する。市場経済が促す「自助」、行政が税金で医療や福祉を提供する「公助」のほかに、住民が支え合う「共助」をより重視していく以外に道がないと思う。

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2009年9月29日 (火)

仰木の棚田 9

 5月~9月の仰木の棚田です。

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2009年9月28日 (月)

仰木の棚田 8

 9月下旬の仰木の棚田です。

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↑刈り取られた稲穂と彼岸花。

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↑仰木の棚田から望む、琵琶湖と三上山(近江富士)。

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2009年9月27日 (日)

人権フェスタ滋賀2009

 9月26日に大津市民会館及びその周辺において「じんけんフェスタしが2009」が開催され、「いいんだよ ~夜回り先生からのメッセージ~」と題された、水谷修(みずたに おさむ)氏の講演会に参加しました。
 水谷氏は、教員生活のほとんどを生徒指導にあたり、午後11時頃から始める夜回り(深夜パトロール)は、18年以上続けておられ、中・高校生の非行や薬物問題にかかわり「夜回り先生」と呼ばれ全国で講演をされています。 水谷氏の講演内容のごく一部は次のとおりです。次に記載する講演内容のごく一部以外に、たくさんの実例について1時間30分語られ、参加者の多くが涙を流されていました。

 (会場に向かって)あなたたちは昼の世界の人間です、私は夜の世界の人間です。夜の世界は、薄汚い、うその世界です。
 19年前、横浜の定時制高校に赴任しました、とにかく荒れていました。まず夜回りをして生徒と人間関係を作った。授業に出てこない、学校に来ない生徒と人間関係を作ろうと思うと彼らが集まっているところ、彼らの部屋に行くしかなかった。荒れた子ども達と接し、話を聞き、相談にのりました。

 今から7年前頃から新しいタイプの子ども達が現れた、リストカットを繰り返す子ども達です。見た目は普通で、最初は私が関わる子ども達ではないと思いました。しかし、その子ども達と関わるようになり愕然としました、この国はどうなっているのか。5年7ヶ月前に本を出版しメールアドレスを公開したところ、リストカットを繰り返す数え切れない子ども達から「先生、助けて!」というメールがきました。

 人は自分のために生きるのではなく、人のために生きる。自分が必要とされていると感じることができれば、生きがいを持つことができる。リストカットを繰り返す子ども達の多くが、自分が必要とされていない存在と感じている。
 家庭で温かい言葉が満ちていますか?家庭内でいらいらが現れていませんか?いじめ・不登校の子供達のほとんどが、小さい頃から両親の喧嘩を見ている、自分にとって最も心が休まる場所でなければならない家庭が、心休まる場所でない。

 今日本はどうなっていますか?バブル崩壊以降、安心して仕事ができる状態ではなくなった。倒産・解雇、倒産・解雇にならなくても職場で上司からつらくあたられている、みんなイライラしている。職場でのイライラを家庭に持ち込む、夫が妻にあたる、妻が子供にあたる、子供は安心できない。
 子供には、昼は学校、夜は家庭しかない。夫は妻にあたったり飲みに行ったり賭け事をしてガス抜きをしている、妻は子供にあたったりおいしいものを食べたりしてガス抜きをしている、子ども達はガス抜きもできずにずっと我慢している。

 20年ちかい不況の中で「ほめる」という余裕が無くなった、「ほめる、子供の良いところを見つけて伸ばす」これが教育。

 人間は、昼に活動して夜は寝る動物。夜は不安・怖い、夜は寝て、昼活動するようになっている。昼間活動して身体を動かせば夜は疲れて寝る。昼間しっかり身体を動かして、身体を疲れさせれば夜はぐっすり眠れる。
 今の子ども達は、精神はくたくたになっているのに、肉体は疲れていない、だから夜寝られない。
 私は、携帯電話・パソコンの便利さは認めます、しかし携帯電話・パソコンを憎んでいます。携帯電話・パソコンがなければ、自殺せず子供達の多くの命が助かった。メール・インターネット・ゲームが無ければ、不登校の8割は無くなる。メール・インターネット・ゲームが無ければ、退屈で夜は起きていることができない。
 子供に、携帯電話・パソコン・ゲームを持たせるのは良い、但し、夜10時から朝6時までは親が管理するべき。小さい子供には、包丁が触れないようにするのと同じように、夜は子供に携帯電話・パソコン・ゲームを持たせるべきではない、包丁以上に危険。

 今、日本の子ども達に忍び寄っていることで、私が強い危惧をいだいているのは、薬物・ドラッグです。近畿圏で売られる薬物・ドラッグはすべていったん滋賀県草津市に集められます。滋賀県は薬物・ドラッグが広まる下地があります。高校生の2割以上がドラッグの誘いを受け、高校生の2%が何らかのドラッグを使用しています。薬物・ドラッグの世界は、傷ついた者・傷つけた者が、お互いに足を引っ張り合う世界です。

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2009年9月26日 (土)

9月26日 夜間巡廻

 本日は、大津市内で「地域コミュニティ」「協働(地域住民と行政の役割分担)」等について調査・研究をされている2名の方が、活動の見学に来られ、合計19名と警察犬で、定期夜間巡廻活動を行いました。

 「青パトによる広域巡廻」「柳ヶ崎公園方面(徒歩班+警察犬)」「市役所前4面グラウンド方面(徒歩班)」の3班に分かれて活動をしました。どの班も特に問題はありませんでした。

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↑びわ湖競艇場前歩道橋下の放置自転車。

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↑違反広告物の除却活動は、2枚でした。

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↑大津京駅前の巡廻。

 市役所前4面グラウンドの東屋(あずまや)はいつもゴミが散乱していますが、本日はいつもよりはゴミは少なかったです。
 ちなみに、本日夕方は次のような状況でした。

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2009年9月23日 (水)

針江地区の川端(かばた)

 シルバーウイークの最終日(9月23日)に、滋賀県高島市新旭町針江地区の「川端(かばた)」見学に行きました。当日の午前中に「針江生水の郷(はりえしょうずのさと)委員会」に電話予約し、午後1時から1時間30分程ボランティアガイドさんに案内していただきました。

 豊富に湧き出る地下水を生活に取り入れた「川端(かばた)」は、 2004年4月23日のテレビ放映以降大きな反響を呼びました。針江地区の「川端(かばた)」は、観光地ではなく、各家庭の生活空間であり勝手に見学はできませんので、必ずボランティアガイドさんに案内していただきながら見学させていただきましょう。
 見学費用は大人1000円子供500円で、この費用は環境維持のために使われます。

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↑針江公民館とその横にある川端見学の受付場所。

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↑家の外にある「外川端(そとかばた)」。ここで、洗顔・野菜洗い・使用後の鍋洗いをされ、年間約13度に保たれているため冷蔵庫代わりに使用されたり、ポンプを使用して風呂にも利用されます。鍋洗いをした後の食べ物かすは、鯉が食べてくれます。受け付け時にいただいた手作りの竹のコップで、川端の水も飲ませていただきました。

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↑家の内側にある「内川端(うちかばた)」。

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↑家の外にある「外川端(そとかばた)」。

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↑水路の写真。写真左は、いもを洗う木製道具。

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↑吉永小百合さんが、液晶テレビのCM撮影をした場所。

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↑水路の水と接している石が、茶色くなっています。これは、本当にきれいな水と接している場合にだけできるそうです。オオサンショウウオのいる川端もありました。

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↑針江公民館前の立て看板。

 上記の場所以外にも、1時間30分程の間にたくさんの場所を案内していただきました。2004年のテレビ放映以降、たくさんの観光客が押し寄せ勝手に家の中の川端をのぞくという問題が発生したため、「生水の郷(しょうずのさと)委員会」を立ち上げ、地区内のボランティアガイドによる案内を始められたそうです。ボランティアガイドさんは、見学に来られた方とのふれあいを大切にされており、非常に丁寧に説明をしていただきました。

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2009年9月22日 (火)

新型インフルエンザ

 滋賀県は本日(9月22日)、新型インフルエンザに感染した守山市内の小学1年男児が死亡したと発表しました。新型インフルエンザに感染した(疑い含む)死者は、国内で18人目。男児は最年少で、小学生としては2人目となりました。

 また、大津市保健所は9月20日、新型インフルエンザに感染した大津市内の小学1年女児が、病院の集中治療室で人工呼吸器を付けて治療を受けていると発表しています。

 新型インフルエンザの流行のピークは、10月中旬との予測もあります。

 

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2009年9月20日 (日)

宇佐八幡宮例祭 4

 9月20日に、錦織公会所~下拝殿~二本松御旅所において、  渡御が執り行われました。

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↑写真は昨年撮影したものです。写真中央がお稚児さん、その後ろが宮司(ぐうじ)さん、その後ろが祭典委員長。

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↑写真は昨年撮影したものです。「みこし」と「みこしかき」。

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2009年9月19日 (土)

宇佐八幡宮例祭 3

 9月19日に、宇佐八幡宮において、夜祭が執り行われました。

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↑写真は昨年撮影したものです。勇壮な「本宮」「二宮」の2基の神輿が、上拝殿から下拝殿の間を、行ったり来たりしながら進みます。また本殿内では、祭典委員(各自治会長)とお稚児さんらによる、祭典が執り行われました。
 今年は、NHK大津支局とBBC(びわ湖放送)のテレビカメラがはいりました。NHKは9月20日の朝のニュースで1分間程放映されました。
 BBC(びわ湖放送)は9月30日午後5:45~6:45の間に、3~5分程度放映される予定です。
 

 

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2009年9月18日 (金)

宇佐八幡宮例祭 2

 9月18日に、錦織公会所において、湯神楽(ゆかぐら)が執り行われました。

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↑写真は昨年撮影したものです。宮司(ぐうじ)と巫女(みこ)による神事(祭りの清祓い)が執り行われました。

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2009年9月17日 (木)

宇佐八幡宮例祭 1

 9月18日(金)の夕方から9月20日(日)の夕方まで、宇佐八幡宮例祭が執り行われます。宇佐八幡宮は、宇佐山(西大津バイパス宇佐山トンネル付近)にあり、例祭は940年以上続いています。

 私の所属する自治会が、今年、8年に一度まわってくる当家(とうや:当番自治会)であり、自治会の担当者は、9月18日(金)早朝から本格的な準備が始まり、9月21日(月)午前中の後片付けまで、『祭り』にかかりっきりになります。

 私は、18日午後4時からの湯神楽(ゆかぐら)の司会進行と、19日夜祭の本殿内での祭典の司会進行の担当になりました。司会進行以外にも、3日間程、錦織公会所に詰めて、『祭り』の準備をします。

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2009年9月16日 (水)

琵琶湖塾 3

 9月16日に開催された第3回琵琶湖塾のゲスト講師は、医師・作家の鎌田實(かまたみのる)氏でした。「医師として取り組んだ地域医療」「見てみぬふりをしない、目の前に困っている人がいたら助ける」「国のリーダーに求められること」「『あったかい』がキーワード」等の話をされました。

 講演の内容の要旨は、次のとおりでした。

 4・5年前から、私は「ウエットな資本主義」と言ってきました。小泉総理は「ドライな資本主義」と言っていました。資本主義はもともとドライであり、ドライな資本主義を進めることにより、さくばくとしすぎた。資本主義には、血を通わせなければいけないのに、血を流してしまった、温かい血を通わせなければいけない。

 小泉総理が毎年2200億円の医療費抑制を打ち出した時、私は真っ向から反対しました。小泉総理はアメリカが好きでなんでもアメリカを真似ようとして「ドライな資本主義」を進めた、私は「ウエットな資本主義」が必要と主張しました。

 35年前に長野県の諏訪中央病院に就職しました。累積赤字が膨らむ病院で、恵まれた就職先ではなく、同級生からわざわざ都落ちすることはないじゃないかと言われました。みななが恵まれた所を目指していましたが、私はそうではないところに向かっても良いのではないか、と思っていました。

 脳卒中で倒れたおじいちゃんが、元気になって退院することになりました。退院時私はそのおじいちゃんから「ありがとう、ありがとう」と言われ、退院後も往診していました。退院1週間後頃に、おじいちゃんが町で歩いているのを見て声をかけたら、「殺してくれたらよかった、なんで助けたんだ」と言われました。理由を聞いたら、そのおじいちゃんにとって、生きるということは、働くことだった農作業をすることだった、草を抜こうとしてもしゃがめなかった、おじいちゃんにとっては生きる意味がなくなった。
 大学では命を助けることしか習わない、助けた後のことは考えたことがない。自分がしていることは何なんだとショックでした。生かした命が生きていないという現実に、ぶつかりました。
 一度、脳卒中で倒れたら、助かっても障害が残る、倒れないことが大事。

 資本主義経済は、分厚い中流をつくることが大事、しかしこの10年間は、それを壊してきた。資本主義はお金が動かなければいけない、お金を動かすには明るい気持ちにならなけらばいけない、政治のリーダーは、冷めた人びとの心を温めなければいけない。いくらお金を投資しても、心が温かくならなければ、そのお金が動かない。日本人は貯金している、その貯金の1割をみんなが使えば、現在のような状況にならない。
 高齢者が貯金したまま死んでいく。家族のために、何かプレゼントすれば経済は良くなる。なぜ高齢者が貯金を使わないか、老後が心配だから。この国を信頼していないから、老後が心配。不幸なこと。

 人生も経済も健康もすべて波がある、どうやって大きな波を小さな波に変えるか、波を無くすことはできない、波を小さくすることが大事。

 キーワードは、『あったかい』。田舎の病院で、あったかい医療を行った。この国の再生は、それにかかっている。日本国民はリーダーを待っている、リーダーのあったかいメッセージを待っている。

 寝たきりの老人が、家のもっとも暗い部屋にいた、一年以上風呂に入っていなかった。介護保険が無い時代、病院のスタッフが自分の仕事をよこにおいて、その寝たきり老人の介護を行った。「これは自分の仕事ではない」と言わない見てみぬふりをしない、困っている人を救う。地域の人がこの病院は『あったかい』と感じる、地域が変わっていく。
 病院のスタッフは、お金儲けをしようと誰もしなかった。困っている人を助けたい、という思いだけ。病院があったかくなる、病院が変わっていく。
 地域の病院にどのようなあたたかな物語があるか、国家にどのような物語があるか、あったかなことをしようと言えば人は動く、お金儲けをしようと言えば病院のスタッフは動かなかった。

 私は、1歳の時に父親にすてられました。私と母は、タクシー運転手の義父にひろってもらって、生き延びられました。

 みんなが自分のために生きているが、1%だけでも他人のために生きていけば、絶対に世の中は良くなる、と信じている。

 『幸せ』って何?1980年頃から、物や金に目が行き過ぎた。物や金も大事だけど、それだけでは幸せになれない。健康も大事です、でも、健康でない末期ガンの患者さんから「私、幸せです。」という言葉を何度も聞きました。『幸せ』って何?私達は幸せの意味を取り違えてきました。
 あったかい人がまわりにいることが大事。地域でも国家でも同じ、困っている国があれば助ける、困っている子ども達がいれば助ける。『あったかい』ということがセィフティーネット。

 2000年9月、20世紀の最後に「がんばらない」という本を書いた。20世紀とは、がんばってきた100年であった。豊になりたくて、開国していくつかの戦争をして、第二次世界大戦で負けてすべてを失ってもがんばって復興していった。
 がんばることは正しいが・・・。
 末期ガンの患者さんに「がんばりましょう」と言ったら、その患者さんから「今までがんばってきましたが、もうがんばれません」と言われた。がんばって豊かになったが、幸せにならなかった。がんばることは大事、でも、がんばらないことも大事ではないか、と思うようになった。
 上に行ったり、下に行ったり、波があっても良いのではないか、みんな上に行こうとばかりしていたのではないか、と思うようになった。

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2009年9月15日 (火)

新幹線新駅基金の振り分け

 滋賀県嘉田知事は、東海道新幹線新駅建設基金の40億円の振り分け方針を決めました、9月15日からの県議会で提案されます。

  栗東市の負担軽減          : 10億円

  栗東市他周辺7市への振興基金 : 20億円

  滋賀県の子育て・教育・福祉    : 10億円

 公共事業見直しを訴え、飛行場・新幹線新駅・ダム等の建設中止を行った嘉田知事の施策を、県民が評価する滋賀県知事選は、来年です。

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2009年9月14日 (月)

滋賀県 事業費削減

 滋賀県が来年度予算編成に向けて、各部局に65億円の事業費削減を指示していることが、9月7日にわかりました。

 滋賀県の年間予算は約5000億円で、そのうち義務的経費(使いみちが決まっている経費)が約4800億円、独自施策経費(県の裁量がきく経費)が約200億円ですが、その独自施策経費200億円の3割に当たる65億円を削減する、という指示です。

 滋賀県は、国の地方交付税削減や企業業績低迷による法人税の減収により、財政悪化で大幅な財源不足が避けられない状況で、嘉田知事は「このままでは収支の均衡が極めて難しい。財政破綻のがけっぷちの状態です」と述べられています。

 国・県・市あらゆる行政機関で、予算の削減が進んでいます。

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2009年9月13日 (日)

大津市 事業仕分け

 8月22日に大津市の無駄な公共施策を点検する、「事業仕分け」が行われました。昨年から始まり2年目です、昨年評価者が廃止・見直しを提言した事業は今年度の予算から削減されています。今年評価者が廃止・見直しを提言した内容は、来年度の予算から削減されるのでしょう。

 不要とされたのは、次の6事業です。

(1)老人クラブへの補助        : 3527万円
(2)公衆浴場への補助         : 1530万円
(3)青少年健全育成          : 2823万円
(4)職員互助会費の負担       : 4070万円
(5)老人給食サービスへの補助   :  391万円
(6)生活保護世帯への市独自補助 : 1198万円

国・県・市あらゆる行政機関で、予算削減が進んでいます。

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2009年9月12日 (土)

9月12日 夜間巡廻

 本日、10名で定期夜間巡廻を行いました。活動直前まで雨が降っていたため、警察犬「ミンナ」の参加はありませんでした。

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↑京阪皇子山駅を巡廻。

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↑違反広告物の除却枚数は、1枚でした。

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2009年9月11日 (金)

劇団ふるさときゃらばん

 東京都小金井市を本拠地にする『劇団ふるさときゃらばん』のミュージカル「地震カミナリ火事オヤジ」が、9月21日(月曜日:敬老の日)に、米原文化産業交流会館イベントホールで上演されます、チケット料金は2000円です。
 

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 このミュージカルは、消防団の大切さ、地域への愛、人びとの連帯、地域コミュニティー、友情、愛情等がテーマで、3年かけて全国388ヶ所で上演されています。滋賀県では、大津市・草津市・甲賀市・東近江市・彦根市・守山市で上演され、米原市が県内の千秋楽となります。

 『劇団ふるさときゃらばん』のプロデューサーの方から、当法人(私宛)に電話連絡があり、「米原市の上演会場を管理されている方と、大津市市民活動センターの方から、西大津防犯さんのことを聞きました。消防団と同じように地域を守るために活動されているのですね。多くの方に、このミュージカルのことを知っていただき、観ていただきたいと思います。チラシを送付させてもらってよろしいですか?」とのことでした。

 9月21日(月曜日:敬老の日)、時間のある方は観に行ってください。

 

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2009年9月10日 (木)

イナズマロックフェス

 滋賀県の「滋賀ふるさと観光大使」を務めるミュージシャン西川貴教さんが中心となって、草津市烏丸半島で9月19日(土)・20日(日)に、野外音楽イベント「イナズマロックフェス2009」が開催されます。

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 出演者は、次のとおりです。

19日 : [ abingdon boys school ] (滋賀県出身)
      [ 175R ]
      [ UVERworld ](滋賀県出身)
      [ 風味堂 ]
      [ HOME MADE 家族 ]

20日 : [ T.M.Revolution ]
      [ SEAMO ]
      [ tetsu(L'Arc-en-Ciel ]
      [ BUCK-TICK ]
      [ LINDBERG ]

 「イナズマ」は、滋賀県の「滋」が、イナズマの形に似ていることから、滋賀ナンバーの車を他府県の人がからかう言い方だそうです。

 イベントの収益の一部を琵琶湖保全の活動資金として寄付されるそうです。

 (追伸)9月7日に、「琵琶湖周航の歌」「生きている琵琶湖」で知られる加藤登紀子さんが、西川貴教さんに続いて「滋賀ふるさと観光大使」を委嘱されました。

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2009年9月 8日 (火)

イオン幸せの黄色いレシート

 毎月11日イオンのお店で買い物をすると黄色のレシートが発行され、そのレシートを自分が応援したいボランティア団体の箱に入れると、レシートの合計額が集計され、その1%がボランティア団体に贈呈されます。

 当法人も応援登録団体に登録させていただいており、3月~8月の半年間のレシートの合計額が約142万円で、その1%:14200円分のギフト券をいただきました。当法人の箱にレシートを投函していただいた地域の皆様、ありがとうございました。

 ギフト券で、ゴミを収集する際のゴミ袋・軍手、本ブログに掲載している写真を整理するための記憶媒体等を購入させていただきました。

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2009年9月 7日 (月)

防犯ボランティア地域交流会

 9月5日(土)に滋賀県警察本部北棟において、社団法人滋賀県防犯協会主催、滋賀県警察本部共催の、防犯ボランティア地域交流会が開催されました。

 次の3団体の活動体験発表がありました。

 「犯罪を減らす活動について」
       金城青パト隊

 「自主防犯活動への取組について」
       晴嵐学区防犯推進協議会

 「子どもと女性を守るための活動について」
       立命館大学くさつキャンパス ブリッジ

 西大津防犯からは、会員Oが参加しました。定員50名程度の予定でしたが、200名以上が集まったそうです。県民のみなさんの防犯意識の高さがうかがえます。

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2009年9月 6日 (日)

下坂本北部の歴史散策

 9月6日に、「おにぐるみの学校」主催「滋賀県土木交通部河港課」後援の、「下坂本北部の自然と歴史探索」が開催され、70名程(子供30人程を含む)が参加しました。

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↑木の岡ビオトープに集合し、下坂本の歴史探索(供所神社・大崎神社・若宮神社)、湖岸緑地公園(ヨシ群落保全区域)での自然観察をし、新唐崎水泳場に行きました。

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↑新唐崎水泳場に植えられている、新しい松。

新唐崎水泳場で折り返して、来迎寺に行きました。

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そして、木の岡ビオトープにもどりクラフト作りのあと、野草の天ぷらをいただきながら昼食となりました。

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とにかく暑くて大変でしたが、下坂本の歴史と自然に触れて、半日楽しく過ごしました。

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2009年9月 5日 (土)

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 9月5日、上仰木地区の多くの棚田で稲刈りが行われていました。

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↑9月5日の仰木の棚田

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↑稲刈り作業風景

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2009年9月 3日 (木)

手嶋龍一氏の講演

 8月27日(衆議院総選挙前)、びわこ銀行が主催するセミナーが琵琶湖ホテルで開催され、外交ジャーナリストで作家の手嶋龍一氏が「世界のなかの日本、アジアのなかの日本」というテーマで講演をされました。

 手嶋氏は元NHKワシントン市局長で、支局長時代アメリカ同時多発テロ事件(2001年9月)の際に、11日間連続の中継放送を担当されました。外交・安全保障について、日本・アメリカの歴代の政府中枢人物等から収集した独自の情報力と冷静な分析で圧倒的な支持を得ており、「ひとりCIA(アメリカ大統領直轄のアメリカ中央情報局)」とも呼ばれています。

 講演の内容の要旨は次のとおりです。 (誤りがあるかもしれません)

 ニュースキャスターがよくテレビ画面で怒りを表すことがありますが、みんながみんな知っていることを怒っても意味がない。みんなが知らないこと、報道したり発言すれば問題が起きることについて、自分ひとりでも発言できるかどうか。危険の所在をかぎつけて、みんなが気付いていないことを発言できるかどうか。(このことがジャーナリストの役目)

 自民党が政府の座をすべり落ちたら、二度ともとにもどることはない。この3代(安倍・福田・麻生)の総理にばかり目がいっているが、これは本質を見誤る。3代の総理の間において、大きなミスはないが、変えていかなければいけないことは分かっているが、「変えることができない」とみなさんがわかってきた。(このことが、自民党が抱える問題)

 麻生総理がなぜ総理として機能しないのか?大小を問わず組織の長として組織を動かす場合に必要なのは「同志」です、組織の中に「同志」がいなければいけない。麻生総理には「同志」がいない。非常に重要なことを決める際に誰と総理が相談するか、となると誰もいない。側近がいない、福田氏も安倍氏も同じ、首席総理秘書官がいない。3人とも総理になる前に、必死に側近を探さなかった。

 民主党は今まで自民党ができなかったことをしなければ意味がない。自民党が変えられなかったことを、変えていかなければならない。

 自民党が敗退して、4年後に政権をとれるかというと無理だと思う。解党的な出直ししかないと思われる。自民党という名前は残っても、中身がまったくちがう政党にならなければ無理だと思う。

 日本では、昭和20年代に官僚が書いたデザインどおりに実行されていった。勤勉な国民のおかげで、官僚が書いたデザインどおりに経済大国となった。

 アメリカでは、大統領・上院議員・下院議員のように選挙で選ばれた人と、官僚は別の人とみられている。国防長官(ヒラリー・クリントン)は選挙で選ばれた人ではない、そのことはヒラリー・クリントン自身も十分意識している。政治家(選挙で選ばれた人)が官僚(選挙で選ばれた人ではない)を支配するのは民主主義国家ではあたりまえ。「これからは政治家が官僚を支配する」という言葉を外国人が聞いたら、奇異に聞こえる。

 日本では、みなさんが選挙で選んだ政治家が言論の自由を許されていない、各省庁の官僚が書いた原稿を、大臣(選挙で選ばれた人)が読まされている。

 「血を流す(軍隊を派遣する)」「汗を流す(軍隊の後方支援を行う)」「金を出す(軍隊も出さず、後方支援も行わない)」、外国で問題が起きれば、この3つの選択肢しかない。1991年の湾岸戦争で、日本は、世界で唯一「お金を出す」という選択をした。アメリカ率いる多国籍軍に130億ドルもの貢献を行いながら、世界から冷笑をもって迎えられた。

 1991年、国家の決断をしたのは当時の海部総理ではない、海部総理は何も決断していない、外務省等から総理官邸に出向していた官僚が決断していた。(「外交敗戦(新潮文庫)」に詳しく書かれています)

 アメリカではオバマ大統領が誕生した。オバマ氏は1994年に政治デビューした、共和党ブッシュ大統領に対して、民主党はジョン・ケリーをたてた、その時に民主党はオバマ青年を壇上に上げた。その時のオバマ青年の演説はすばらしい演説であった、新しいヒーローの出現を予感させるものであった。その後オバマ青年は、イリノイ州知事→上院議員→民主党大統領候補となった。2004年当時、オバマ氏の有力支持者は5人しかいなかったが、2008年11月8日に大統領になった。

 日本のメディアは、オバマ氏は行政経験が無いので実力は未知数というが、これは愚かな論評。有力支持者5人しかいないところから、4年で強大な組織を作り上げた。

 日本大使館、ジョン・ルース氏は、オバマ氏の最初の巨額な政治資金を集めた人物。アメリカでは大統領が変われば、各省庁の幹部が瞬時に変わる。

 ブッシュ政権は、「アメリカに良きことは世界に良きこと」として突き進んだ。2001年9月11日(アメリカ同時多発テロ)以降、先制攻撃を行うようになった。アフガニスタンを攻めてタリバンを倒した、そして中東(イラク)に攻めていった。

 イラク・イラン・北朝鮮の3国を「悪の枢軸」と名指しした。北朝鮮のキム・ジョンイルは、次にアメリカから攻撃されるのは自分だと思った、日米同盟が怖かった。

 ブッシュは、北朝鮮のキム・ジョンイルがほんとうに嫌いであったが、対話路線を選んだ。対イラクには戦争を選んだが、中国を仕切り役にして対話路線を選んだ。理由は、対イラク戦で国力を使い果たしてしまったから。

 オバマ氏も、鳩山氏も、しなければいけないことは決まっている。

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2009年9月 2日 (水)

完全失業率・有効求人倍率

 総務省が公表した2009年7月の「完全失業率」は、『5.7%』となり、1953年以来過去最悪となりました。「完全失業率」は、労働力人口に占める完全失業者数の割合です。

 厚生労働省が公表した2009年7月の「有効求人倍率」は、『0.42倍』となり、3ヶ月連続で過去最悪を更新しました。「有効求人倍率」は、求職者1人あたり何件の求人があるかを示したものです。

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