針江地区の川端(かばた)
シルバーウイークの最終日(9月23日)に、滋賀県高島市新旭町針江地区の「川端(かばた)」見学に行きました。当日の午前中に「針江生水の郷(はりえしょうずのさと)委員会」に電話予約し、午後1時から1時間30分程ボランティアガイドさんに案内していただきました。
豊富に湧き出る地下水を生活に取り入れた「川端(かばた)」は、 2004年4月23日のテレビ放映以降大きな反響を呼びました。針江地区の「川端(かばた)」は、観光地ではなく、各家庭の生活空間であり勝手に見学はできませんので、必ずボランティアガイドさんに案内していただきながら見学させていただきましょう。
見学費用は大人1000円子供500円で、この費用は環境維持のために使われます。
↑針江公民館とその横にある川端見学の受付場所。
↑家の外にある「外川端(そとかばた)」。ここで、洗顔・野菜洗い・使用後の鍋洗いをされ、年間約13度に保たれているため冷蔵庫代わりに使用されたり、ポンプを使用して風呂にも利用されます。鍋洗いをした後の食べ物かすは、鯉が食べてくれます。受け付け時にいただいた手作りの竹のコップで、川端の水も飲ませていただきました。
↑家の内側にある「内川端(うちかばた)」。
↑家の外にある「外川端(そとかばた)」。
↑水路の写真。写真左は、いもを洗う木製道具。
↑吉永小百合さんが、液晶テレビのCM撮影をした場所。
↑水路の水と接している石が、茶色くなっています。これは、本当にきれいな水と接している場合にだけできるそうです。オオサンショウウオのいる川端もありました。
↑針江公民館前の立て看板。
上記の場所以外にも、1時間30分程の間にたくさんの場所を案内していただきました。2004年のテレビ放映以降、たくさんの観光客が押し寄せ勝手に家の中の川端をのぞくという問題が発生したため、「生水の郷(しょうずのさと)委員会」を立ち上げ、地区内のボランティアガイドによる案内を始められたそうです。ボランティアガイドさんは、見学に来られた方とのふれあいを大切にされており、非常に丁寧に説明をしていただきました。
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