大津市消防団
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本日(11月29日)兵庫県内のPTAソフトボールチームが大津市に来られ、交流試合を行いました。
結果は、私の所属するPTAチームが大差で負けました。交流試合後は、琵琶湖岸のドイツレストラン「ヴュルツヴルク」で、ビールとワインをいただきながらの楽しい親睦会でした。お互いのPTAの行事内容や問題点等について話し合い、有意義な時間を過ごしました。そして、兵庫県内のPTAの方が帰られた後は、浜大津駅近くのいつもの店で、二次会となりました。
↑親睦会を行った、「ヴュルツヴルク」。
兵庫県から来ていただいたPTAソフトボールチームの皆さん、ありがとうございました。
さて、話はかわりますが、10月の中旬にPTAの執行部と有志の方で、校舎の屋根部分の排水口の清掃をされました。
↑作業前(排水状態が悪く水が溜まっていました)
↑作業後(排水口を清掃し、溜まっていた水が流れました)
作業をされた皆さん、ご苦労様でした。
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本日、13名と警察犬で、定期夜間巡廻を行いました。
湖側班は、コンビニとファーストフード店をつなぐルートで巡廻しました、途中でいつものやんちゃな少年達が改造バイクで走行しているのを確認しました。
山側班は、皇子が丘公園を中心に巡廻しました、公園内にテントが一つ張られており、また、車内に生活用具を積んで寝ておられる方がいました。その他にも、エンジンをかけて一人で車内にいる方が数人いました、厳しい経済情勢下において住む家を失い、車内で生活せざるを得なくなったのかもしれません。
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2007年秋に琵琶湖バレイで拾ったドングリが、2008年春に芽をだし、2009年秋には1メートル程の大きさまで育ちました。
2009年10月下旬に、育てたドングリを琵琶湖バレイの汁谷に植樹するイベントがあり、私は参加できませんでしたが、関係者の方に自宅で育てたドングリを預けて植樹してもらい、その際の写真をいただきました。
↑2008年春
↑2009年春
↑2009年秋(植樹前)
↑2009年秋(植樹後)
次回、琵琶湖バレイの汁谷に行って、実際に見るのが楽しみです。関係者の皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。
追伸、ドングリの芽の出し方については、11月2日の記事を参照してください。
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動物行動学の権威で、滋賀県立大学初代学長を務めた、京都大学名誉教授の日高敏隆(ひだか としたか)氏が11月23日に亡くなられました。著書多数で、コンラート・ローレンツ「ソロモンの指輪」、リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」等の翻訳もされ、動物行動学を広められました。
日高氏は、設立準備からかかわった県立大学の学長を1995年から2001年まで務められ、「キャンパスは琵琶湖、テキストは人間」という理念をかかげられました。また、「琵琶湖がなくなったらどうなる?」との質問に対して、「滋賀の人々の精神が病む」と答えられていました。
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本日、今年度第5回目の琵琶湖塾が、滋賀県立大学(彦根市)で開催されました。本日のゲスト講師は、百マス計算で有名な陰山英男(かげやま ひでお)氏でした。陰山氏は、現在、立命館小学校副校長・文部科学省中央教育審議会教育課程部会委員・大阪府教育委員会教育委員をされています。
※講演内容の要旨は次のとおりでした。(誤りがあるかもしれません)
1999年から始まった「学力低下問題」、今年で10年になるが、問題は解決されていない。2002年に「ゆとり教育」が始まった、これが悪影響。「ゆとり教育」で育った人達が、これから社会にでて教師になっていく。
国際学力テストの順位、2000年はアジアの主要国で第1位であったが、年々順位は下がり、2006年には第10位となった。この10年間で留学生が減少した、日本の若者は引きこもり状態。
小学校の英語は、中学校で英語が嫌いにならないために行われている。これは、中学校で数学が嫌いにならないために小学校で算数を習いましょうと言っているのと同じ、馬鹿げている。
学力低下の本質は、生命力の低下、子供達の寝不足と栄養不足が原因。「早ね、早起き、朝ごはん」が最も重要。
小学校・中学校の大規模調査でデータをとると、睡眠時間が増えると成績も良くなる。8~9時に寝る子が一番成績が良い、1時間遅くなるごとに成績が下っていく、12時を過ぎて寝る小学生・中学生は知性が崩壊する。
昔、小学生がよく見ていた「8時だよ全員集合!」というドリフターズの番組があり、俗悪な番組と言われているが、番組の最後に加トちゃんは「歯をみがいて寝ろよ」と言っていた、教育番組であった(笑)。
食事がまずしい(食材の種類が少ない)と、成績が悪い、朝食を食べなければ学力はおちる。子供の学力向上に最も影響が大きいのは、朝ごはんを食べること。教師が勉強を教えたり読書をすすめることよりも、朝ごはんを食べることが重要。
テレビを2時間以上見ると学力がおちる、知能指数もにおちる。テレビを見ることが直接悪いことではない、テレビを見ることにより、睡眠不足・朝ごはん抜きになってしまう。
日本の子供達は、先進国で最もテレビをよく見ていて、先進国で最も寝不足。
テレビを5時間以上見ている子供達は、常にイライラしている。授業がうっとうしい、イライラする、不安な子供達が増えてい。心の教育の鍵は、学力向上。
学校教育費の対GDP比は、先進国で最下位。
学力低下問題は、教師が悪いわけではない。「教育費を出さない無責任な国」「きっちりしたしつけをしない無責任な親」「無責任なテレビ局」が原因。
※会場からの質問に対して次のように回答されました。
家庭教育において気をつけることは?
「ゆとり教育のなかでほとんどの内容が削られたが、漢字だけは削られなかった。漢字を学ぶことによって、イメージ力もつく。百マス計算(足し算・引き算・掛け算)で2分以上かかるようでは中学校の授業についていけない。漢字と計算をやれば学力はあがる。」
学習塾には行かすべきか?行かさないべきか?
「学校(教師)が信用できなければ、行かすべき。」「入試を学問と思うからまちがい、テクニックと思えばよい、スピードが要求される。」「私立と公立は目指すところが違う。私立は国際的な場でのリーダー育成もめざしている。私立はそういう考え方を持っているかどうか、このハードルを越えるかどうかを問うている。そのハードルを越えるためには、塾も必要」「試験は学問ではなくて、この試験をクリアする意欲があるかどうかを問うている。」
PTA活動について、P(親)とT(教師)の関係が悪化しているのでは?
「大きな課題。キーマンは校長先生である。校長先生がP(親)とT(教師)を束ねて、方向付けをしなければいけない。T(教師)は良い授業がしたい、P(親)子供の学力をあげてほしい、これは似ているがまったく違う。良い授業が学力をあげるというのはフィクション。学力が伸びる学級と伸びない学級は、子供達のノートを見ればわかる、1ヶ月に一冊(科目によってばらつきはあるが)書いていれば成績はあがる。たくさん書けば学力はあがる。」
早ね早起き朝ごはん、の重要性を周りに伝えるには?
「自分の子供を伸ばしてやればよい、周りがそれを見て、真似をしたり、あせってくれればよい。」
子供が漢字を書かずに見て覚えているが良いのか?
「漢字のテストでも良い点が取れるように教師が教えることがある、良い点を取れるようなテストになっているかもしれない。日記等を書かせて、ちゃんと書けていれば大丈夫。」
中学生の英語について
「本格的な英語を学ぶ時期をもっと早めなければいけない。」
公文式では3学年ぐらい進んでいるが、学校の成績はそれほど良くないが?
「公文式は計算に特化しているので、もしかしたら文章題を解く力がついていない可能性がある。」
教育委員会の委員はどのような人達がなっているのか?
「教育委員会は非常に複雑な仕組みになっている。教師も雇用関係があいまい。」
この国(日本)に生まれて生きる意味について?
「この国に生まれて幸せですか?と問いたい。夜遅くまで勉強して良い大学に入って良い会社に入って、親になったら子供に自分よりさらに上を求めるのではないか。子供達に伝えたいのは、幸せですか?ということ。子供には幸せになる方法を教えなければ、幸せが何かわからない。」「日本は、先の総選挙で政権が交替し、やっと、批判から反省に変わってきた。」
自分はゆとり教育で育った世代ですが、どうすれば挽回できますか?
「若い時に一生懸命生きていれば良い。この国は努力する人間を見捨てる国ではない。ゆとり世代の最大の弱点は逆境に弱いこと、それに耐えられる体力をつけてさえいればよい。自分に合う職業が無い、と言うな。自分に合う職業など無い。どんな職業でも一生懸命やれ。」
給食に嫌なものが入っていたら残したらいい、嫌なことがあればやらなくてもいい、という逃げる教育により不登校が広まったのでは?
「昭和50年代後半に不登校が急増した。荒れていても学校に来ている方が良かった、不登校は学校に来るように呼びに行かなければならない、学級が崩壊した。」「昭和56年を境にすべてのデータが悪化していく。その頃校内暴力が大爆発していた、教師が病院送りにされた、これではだめだと学校が子供達を押さえにかかった、子供達は学校が面白くなくなった、不登校が増えた。」「また、その頃から子供達の生活環境の悪化が一気に起こった、原因は、インベーダーゲーム・ビニ本・ファミコン。」「この昭和50年代後半をしっかり見直すことが、日本再生の鍵となる。政府・学校・親、すべてが反省すること。」
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韓国では、13歳未満の児童に性犯罪を犯した者に対し、電子足輪を最長で10年間装着することを義務付ける法案が成立し、2008年9月より施行されています。
韓国での13歳以下の性的暴行事件の被害者数は年々増加しており、2005年に116人だったのが、2008年には255人に急増しています。ただし、これはあくまでも警察が認知している件数であり、実際にはもっと多いと指摘されています。
これまでも、性犯罪に対する量刑が軽すぎるとの議論が行われていましたが、2009年10月5日に李明博(イ ミョンバク)大統領は、「子供への性犯罪者は社会から最大限に隔離する必要がある」として、関係機関に対策を指示しました。これを受けて法務省は、2010年1月から20歳以上の性犯罪者の氏名や年齢、居住地のほか、身長などの身体情報や写真をインターネット上で公開することを目指して検討に入りました。
日本においては、加害者(犯罪者)の権利は守られているが、被害者(家族・遺族を含む)の権利が守られていないという議論が行われるようになってきており、被害者を守るための何らかの法整備が必要と思われます。
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アメリカでは、州によって差はありますが、地域住民がインターネット上で自分が住んでいる住所を入力すると、その住所周辺に住んでいる刑期を終えて出所した性犯罪者の氏名・住所・顔写真等を知ることができます。
これが「性犯罪者情報公開法」、俗称「メガン(ミーガン)法」で、1994年(平成6年)にニュージャージー州で成立しました。
この法の原理は「すべての両親が、性的に危険な者が近隣に引っ越してきたのかどうかを知る権利がある」で、「性犯罪者達の極端に高い再犯率」に基づいたものです。また、この法の基本的な意図は「親たちに近隣に性犯罪者がいることを知らせることで子供達を守れるようにすること」です。
ただ、この法には賛否両論の意見があり、アメリカ合衆国法廷の見解でも、合憲・違憲に分かれています。
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2004年(平成16年)11月17日、帰宅途中の小学校一年生の女児児童が誘拐され、のちに遺体が発見された事件が、「奈良小1女児殺害事件」です。
犯人が被害者の女児が持っていた携帯電話に被害者の画像を貼り付けて両親等の携帯電話にメールを送信した、犯人が「早く死刑判決を受け、第二の宮崎勤(連続幼女誘拐殺人事件)か宅間守(附属池田小学校事件)として世間に名を残したい」と供述した等の特異性もあり、世間に衝撃を与えました。
そして、犯人が過去にも幼児へのいたずらの前科があり、前歴者への監視を強める必要性の議論が始まるきっかけとなりました。
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1988年(昭和63年)から1989年(平成元年)にかけて東京都北西部及び埼玉県南西部で発生した、幼女を対象とした一連の事件が「連続幼女誘拐殺人事件」、別名「宮崎勤事件」です。
3歳から7歳の女児が被害者となり、犯人が5763本ものビデオテープを所有していた、遺体の一部を遺族宅に置いた等の特異性もあり、世間に衝撃を与えました。そして、保護者に対して「子どもが被害にあう強い恐怖感」を抱かせました。
「平成」という時代を予見した事件、とも言われています。
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2000年(平成12年)11月24日に、「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規正法)」が施行されました。この法律は、ストーカー行為等を処罰するなど必要な規制と、被害者に対する援助等を定めており、、ストーカー行為を受けている被害者を守るための法律で、「つきまとい等」を繰り返して行うことを「ストーカー行為」と規定して、罰則を設けています。
この法律が制定されるきっかけとなった事件が、1999年(平成11年)10月26日に埼玉県桶川市で、女子大生が元交際相手とその兄が雇った男によって殺害された「桶川ストーカー殺人事件」です。
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親族を装って「携帯電話の番号が変わった」などと事前に電話して警戒を緩ませ、後からその電話番号で振り込みを要求する「『アポ電』:アポイントメント(予約)電話:オレオレ詐欺の一種」の手口が、今年の10月頃から、東京・愛知・埼玉・神奈川・千葉・静岡の6都県で急増しています。
昨年12月から今年の1月頃にかけては、富山県等で、『アポ電』が増えていたことがあり、次は近畿地方に、『アポ電』による手口が広まるかもしれません。
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塩野義製薬は、インフルエンザ治療薬「ペラミビル」の承認申請を、厚生労働省に10月に行ったと発表しました。
現在、インフルエンザ治療薬は、タミフル(スイス:ロシャ社:服用薬)・リレンザ(イギリス:グラクソ・スミスクライン社:吸入薬)の2種類しかなく、第3の治療薬が待たれています。新薬の承認は通常、申請から1年以上かかることが多いようですが、厚労省が審査を早めるか注目です。
インフルエンザ治療薬とワクチンについては、2009年8月13日の記事も参照してください。
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10月31日夜 :
11月3日の大会に向けて、大津市役所前の4面
グラウンドで、ナイター練習をしました。
11月3日昼間 :
学区ブロックのPTA対抗ソフトボール大会が開催
されました。試合と試合の合間には、子ども達に野球を
教えていました。
11月3日夜 :
ソフトボール大会の「ご苦労さん会(交流会)」が、
浜大津駅近くのお店で開催されました。これが楽しみで、
ソフトボール大会に参加されたPTAの父親会員さんが、
たくさんおられました。
2次会が終わったのは、京阪電車の終電前でした。
PTA行事と交流会を通じて、「人のつながり」を感じながら、
楽しい1日を過ごしました。
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2007年秋に、びわ湖バレイで拾った「どんぐり」が成長しています。
↑『2008年4月』
拾ってきた「どんぐり」を、500mℓペットボトルとティッシュペーパーで作った容器(※)に入れて、常に水分がある状態にしておき、直射日光と雨・雪が直接当たらない風通しの良いところに冬の間置いておくと、春に芽を出します。
※500mℓペットボトルの首から3~5cm程の部分を切り、切り取った上部を逆にして下部にはめ込みます、水を入れて、ティッシュペーパーの端が水の部分に届くように垂らし、反対の端で「どんぐり」のベッドを作ります。ティッシュペーパーのベッドに「どんぐり」を置いておき、もし水が無くなれば水を加えるだけで、他に何もする必要はありません。
最も重要なことは、みずみずしい「どんぐり」を拾うことです。乾いた「どんぐり」ではなく、落ちてすぐという、みずみずしい色をした「どんぐり」を拾い、拾ってから家に持って帰るまでも、少し水をかけた状態で持って帰ることです。
↑『2008年8月』
芽を出した後、茎が10~15cm程になり、ペットボトルの中の根が十分に伸びたら、植木鉢等に移します。植木鉢等に移した後は、他の植物と同じで、水をあげ、肥料をたまにあげます。冬になると葉をすべて落としました。
↑『2009年5月』
春になると、また新しい葉がたくさん出てきました。
↑『2009年10月』
大きくなりました。
追伸、)5月14日の記事も参照してください。植樹後の写真は11月27日の記事にあります。
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小泉総理の「骨太の方針2006」により、毎年2200億円の医療費歳出削減を行い、5年後の2011年には、1兆1千億円の削減を行う方針が進んでいますが、この間においても高齢化社会は進み、医療費削減どころではない状況が続いています。
そして、この医療費削減政策により、産科・救急医療・病院勤務医等の現場は疲弊し悲鳴をあげています。
医療機関等の収入に直結する診療報酬は、中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働大臣の諮問機関)で決められ、2年に一度改定されます。次の改定は、5ヵ月後の2010年4月で、これから改定にむけた協議が行われます。
今年8月に政権が変わり、10月26日に発表された中医協の選出委員に大きな動きがありました。
中医協の委員30人のうち、医師や歯科医師ら「診療側」委員は7人で構成されますが、これまでは、日本医師会(開業医中心、自民党支持者中心)推薦枠が3名あり、この3名の意見が診療報酬に大きく反映されていましたが、今回は日本医師会推薦枠は0名となり、代わりに茨城県医師会から1名、京都府医師会から1名、大学病院代表として山形大学医学部から1名選出されました。
長妻厚生労働大臣は、「どこの医者も苦労して、疲弊している」「日医外しの意図はなく、大都市と地方。東日本と西日本。バランスに配慮した。」「選挙うんぬんは関係ない」と述べていますが、茨城県医師会・京都府医師会はともに、先の総選挙で民主党を支持しており、日医側は、「明らかな報復人事」と猛反発しています。
中医協「診療側」の委員7人は次のとおりです。
白川修二 : 健康保険組合連合会常務理事
中島圭子 : 連合総合政策局長
安達秀樹 : 京都府医師会副会長
嘉山孝正 : 山形大学医学部長
鈴木邦彦 : 茨城県医師会理事
三浦洋嗣 : 日本薬剤師会理事
北村善明 : 日本放射線技師会長
民主党マニフェストの医療に係る具体策には、「自公政権が続けてきた社会保障費2200億円の削減方針は撤回する。」「医師・看護師・その他の医療従事者の増員に努める医療機関の診療報酬(入院)を増額する。」「OECD平均の人口当たり医師数を目指し、医師養成数を1.5倍にする。」「国立大学付属病院などを再建するため、病院運営交付金を従来水準へ回復する。」「救急、産科、小児、外科等の医療提供体制を再建するため、地域医療計画を抜本的に見直し、支援を行う。」「妊婦、患者、医療者がともに安心して出産、治療に臨めるように、無過失補償制度を全分野に広げ、公的制度として設立する。」と記載されています。
新政権は、予算全体の削減に努めており、それは医療費も例外ではありません。医療費の予算(パイ)を増やさずに、予算の重点配分(診療報酬を上げる)を行おうとすると、どこかを削らざるを得ません。
これから診療費改定に向けて、医科・歯科・薬価等の診療報酬改定の協議(パイの奪い合い)、そして医科のなかで、各科、開業医と病院勤務医の間でも診療報酬改定の協議(パイの奪い合い)が始まります。
ちなみに、平成19年の医療費総額約34兆円の内訳は、次のとおりです。
病院 18.0 兆円
診療所 8.0 兆円
歯科 2.5 兆円
薬価 5.5 兆円
「医療」は、「安心な暮らし」の要(かなめ)です。
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