生活保護申請件数倍増
滋賀県内の2009年1~11月の生活保護申請件数が1927件で、前年同期の2倍以上となっています。製造業の派遣労働者が多い、野洲市(3.65倍)・湖南市(3.36倍)・東近江市(2.93倍)は、急増しています。
県内の生活保護受給世帯数は、2009年11月現在6499世帯で、前年同月比15%増になっています。受給世帯が県内最多の約2400世帯を抱える大津市は、2009年12月に生活保護費予算を増額しました。
生活保護費は、4分の3を国が負担し、残る4分の1を県か市が負担する仕組みになっており、県下の町分は滋賀県が負担しています。
先日、地域の総合スーパーの副店長さんとお話をさせてもらった時に、「最近、万引きが増えているそうですが、どのような状況ですか?」とたずねると、「若者の件数はそれほど増えていると感じませんが、比較的高齢の方の万引きが増えています。明らかに生活に困っていて、おなかが空いてどうしようもなくて万引きして食べている、と思われる件数が増えています。」とのことでした。
このような万引きは、犯罪というよりも、社会(福祉)問題と思われます。
| 固定リンク
「政治・経済」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント