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2010年2月

2010年2月28日 (日)

小学校の環境整備

 2月27日、小学校教室のエアコンフィルター清掃等のPTA活動に参加しました。先生方を含めて80名程で作業をしました。

 今回は、子供達の普段の清掃では手が届かない、エアコンフィルター・加湿器フィルター・ガラス窓・大ホールの天上部等の清掃作業を行いました。作業中、エアコンフィルターに詰まった埃を見て、ある女性PTA会員さんから「こんな埃だらけのところで、子供は過ごしてるの・・・」とのつぶやきが聞こえました。1時間程の作業後、大ホールでコーヒーや紅茶をいただきながら歓談し解散しました。

 また先日、打出ブロックの防犯巡廻パトロールに参加しました。JR膳所駅と京阪膳所駅の間にある、膳所交番前に集合し、パルコの中を上から順番に巡廻しました。6階のファーストフードコーナーには、高校生に混じって中学生もいました。パルコの担当の方から、防犯カメラに写った万引き高校生の写真を見せていただき、写真を添えて警察に被害届をだしたとの説明も受けました。

 

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2010年2月27日 (土)

2月27日 夜間巡廻

 本日、集合時に小雨が降っていましたが、集まった8人と警察犬で定期夜間巡廻を行いました。

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↑ジャスコ周辺を重点的に巡廻し、違反広告物を3枚除去しました。

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↑警察犬指導員さんより、「最近、行方不明者や不審者の捜索のための出動回数が増えています。行方不明者(自殺志願者)は、街を歩いていても顔の表情で分かります。街で気になる人物(自殺志願者や不審者等)を見かけたら、情報を警察に入れてください。小さな情報が、事件等の解決に結びつくことがあります。」との報告がありました。

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2010年2月24日 (水)

びわ湖大橋米プラザ

 天気が良い日には、道の駅「びわ湖大橋 米プラザ」に、子供からお年寄りまで、たくさんの方が訪れます。

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↑水と触れることができます。

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↑地産のものが販売されています。この日は、ワカサギの天ぷらと、瀬田シジミの味噌汁の試食会がありました、とてもおいしかったです。食堂の天然だしのうどんと、朝に取れた卵の卵かけごはんもおいしかったです。

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2010年2月23日 (火)

出島の灯台

 出島(でけじま)の灯台は、今堅田にある、めずらしい木造の灯台です。

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↑出島の灯台から見る琵琶湖大橋。

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2010年2月21日 (日)

びわ湖バレイスキー場 2

 2月21日に今シーズン2回目のびわ湖バレイスキー場に行きました。

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↑最新鋭121人乗りロープウェイから見る琵琶湖。

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↑どんぐりハウス前。天気が良くたくさんの方が来られていました。

 この日も、午後2時過ぎに家を出て、3時前に駐車場に着いて3時半頃から6時頃まで滑りました。この時間帯に行くと、朝からスキー場に来ておられる方が帰る時間帯に行くことになるので、ロープウェイ乗り場近くの駐車場に車を停められ、往復のロープウェイは貸切状態、リフトの待ち時間は無し、と良いことずくめです。
 大津京駅周辺は、京都駅まで2駅10分でありながら、スキー場まで車で50分程で行ける恵まれた地域です。

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2010年2月19日 (金)

バンクーバー五輪 3

 2月19日、女子スノーボードハーフパイプに、大津市出身の岡田良菜選手が出場しました。2回とも第一ジャンプで転倒し、予選通過は果たせませんでしたが、岡田選手はまだ19歳です、次回ソチ大会が楽しみです。岡田選手については、2月12日の記事を参照してください。

【モーグル上村愛子選手のスキー板とブーツ】

「マテリアルスポーツ(大阪市守口市)」の藤本誠社長が、1999年長野五輪後から、上村選手のスキー板を製作しています。

「レクザム(大阪市中央区)」スポーツ事業部長の林末義氏が、2001年から、上村選手のブーツを製作しています。上村選手は足の親指の付け根が1センチ以上突き出すひどい外反母趾で、ぴったり合うスキー靴がなく競技に集中できない状態でしたが、林氏と出会い、痛くないブーツと巡り合いました。レクザムのスキーブーツは本当に良いと思います、2009年2月22日の記事を参照してください。

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2010年2月16日 (火)

バンクーバー五輪 2

 2月14日(日)午前9時頃から午後2時頃まで、女子モーグル(フリースタイルスキー)競技をテレビ観戦しました。

(1)伊藤みき選手:滋賀県日野町出身、22歳
 上位の選手と比べて、ターン・エア・タイムすべてで積極性がなかった、昨年秋の右足首の負傷が原因でしょう、もっと攻めのすべりが見たかった。
 両親が体育教師で、両親の影響で3歳からスキーを始めた。姉(あずさ:24歳)、妹(さつき:16歳)がおり、「モーグルの伊藤三姉妹」としてスキー界では(滋賀県でも?)有名、2009年3月14日の全日本選手権では、みき第1位・あずさ第4位・さつき第5位で伊藤三姉妹が上位を独占しました。
 日野公民館では、地元の方400名が集まり大型スクリーンで応援したそうです。(2月12日の記事も参照してください)
    2006  トリノ大会       20位
    2010  バンクーバー大会  12位

(2)上村愛子選手:兵庫県伊丹市出身、30歳
 メダルを取った選手と比べると、すべり全体が硬かった。おそらく性格が影響しているのでしょうが、いつも、すべりが丁寧でおとなしいという印象を受けます。試合後のあふれ出る涙のインタビューが印象的でした。
 2008年から2009年3月にかけてカービングターンを自分のものにして世界チャンピオンになりましたが、その後1年弱調子が上らない状態で今回のオリンピックをむかえました、そしてこの1年弱の間に他の選手は、上村選手のカービングターンの技術を真似てものにして調子をあげてきました、その差が今回の結果になりました。
    1998  長野大会        7位
    2002  ソルトレイク大会    6位
    2006  トリノ大会        5位
    2010  バンクーバー大会   4位

(3)里谷多英:北海道出身、33歳
 果敢にこぶを攻めて、第2エアまではメダルを取った選手と同じレベルのターン・タイムでしたが、第2エアの着地で派手に転倒してしまいました。ターンの技術・スピードは今でも世界のトップレベルです、苦手のエアさえ無難にまとめれば、メダルの可能性もありました。以前のコーチが「多英は、(あまり一生懸命練習しないが、)4年間で2週間(オリンピック期間中)だけ、ものすごい集中力を発揮する。」という言葉を思い出しました。
    1994  リレハンメル大会  11位
    1998  長野大会        1位
    2002  ソルトレイク大会    3位
    2006  トリノ大会       15位
    2010  バンクーバー大会  19位

(4)村田愛里咲:福岡県北九州市出身、19歳
 中学校に入ってスキーを始めるまで、トランポリンをしており、エアの技術と安定感は世界のトップレベルです。スキー技術をみがけば、次回楽しみです。
    2010  バンクーバー大会   8位

 そして、本日2月15日に行われた男子モーグル競技で、遠藤尚(19歳)が日本男子モーグルで初めて7位に入賞し、西伸幸(24歳)も9位にはいりました。

 モーグル界も若手が伸びてきており、「伊藤三姉妹」の活躍も含めて、次回2014年ソチ大会が楽しみです。

 スキー好きの方は、2009年2月11日と2月22日の記事も、のぞいてみてください。

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2010年2月13日 (土)

2月13日 夜間巡廻

 本日14名と警察犬で定期夜間巡廻を行いました。

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↑集合時のミーティング。

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↑メッシュのベスト型の新たなユニフォームを作成しました。本日、さっそく女性会員2名に着用していただきました。

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↑最近、西大津地域の違反広告物(ビラ)が減っていましたが、ミーティング時に女性会員さんより、「町内に違反広告物(ビラ)がたくさん貼られている」との情報があり、本日は違反広告物除却活動を中心に行い、新たな緑色のビラを10枚除却しました。

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2010年2月12日 (金)

バンクーバー五輪 1

 いよいよ明日、バンクーバー五輪が開幕します。

 女子モーグル「伊藤みき」選手(日野町出身:近江兄弟社高校卒)、女子スノーボードハーフパイプ「岡田良菜」選手(大津市出身:滋賀短期大学附属高校卒)、滋賀県出身の2選手の活躍に期待しましょう。

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↑県立体育館に貼られたポスター

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↑JR大津駅構内に貼られた横断幕

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↑京阪島ノ関駅に貼られたポスター

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↑大津市役所の応援垂れ幕

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2010年2月11日 (木)

京都駅構内の観光案内板2

 京都駅構内の大津市観光案内板が更新されました。

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 平成22年2月27日~4月18日の期間、大津市歴史博物館において、比叡山中興の祖「良源」展が開催されています。

 「良源」は、焼失した比叡山の堂舎のほとんどを再建し、比叡山の学問を振興し、延暦寺の基礎を磐石なものとするために全精力を傾けました。また、弟子には、「往生要集」を記し、浄土思想に大きな影響を与えた「源信」がいます。

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2010年2月10日 (水)

京都駅構内の観光案内板1

京都駅構内に、大津市歴史博物館による、大津市観光案内の大きな掲示板があります。

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↑観光案内板の全体

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↑観光案内板のアップ

 大きな案内板で人通りが多い所に設置されていますが、立ち止まって見ておられる方は少ないようですので、広告効果は疑問です。また、JR大津駅から大津市内の観光名所へのアクセスが悪いため、京都駅から大津駅に観光客の方が来られても、その後の移動が大変です。

 国・滋賀県・大津市だけでなく、全国の行政機関が、今後の産業振興の重点施策として、財政出動なしで景気の起爆剤となり得る「観光」を挙げています。
 滋賀県・大津市においては、隣に「京都」という国内からだけでなく世界中から人が集まる「巨大な観光マーケット」があり、そのマーケットからどのようにして、滋賀県・大津市に人が流れるようにするかを考えることが、重要と思われます。

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2010年2月 9日 (火)

大津京駅構内の掲示板

 JR大津京駅構内に、歴史に関する情報が掲示されています。

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↑西大津地域の歴史にふれることができます。

↓ちなみに、駅構内に掲示している、西大津防犯のポスターです。

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2010年2月 8日 (月)

戦国武将スタンプラリー

 2月7日、『冬の関西1デイパス』を利用して、JR西日本が企画する『戦国武将スタンプラリー』に参加しました。

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 まずは、大津京駅→山科駅→米原駅→長浜駅というルートで、長浜駅でスタンプ押印。
『SL北びわこ号(前日の記事を参照してください)』を見ました。

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↑長浜城歴史博物館

 次に、彦根駅でスタンプ押印後、彦根城見学をしました。

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↑彦根城の天守閣

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  ↑彦根城天守閣の内部

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↑彦根城の天秤櫓(てんびんやぐら)

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↑彦根城の天守閣入口から見る、伊吹山。

 次に、京都駅で、石田三成(長浜駅スタンプ押印分)と井伊直政(彦根駅スタンプ押印分)の家紋バッジをゲットしました。

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 次に、姫路駅でスタンプ押印後、姫路城見学をしました。

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↑姫路城(白鷺城)の天守閣。

 ちなみに国宝四城は、「彦根城(日本政府が世界文化遺産暫定リストに掲載している)」・「姫路城(日本で最初の世界文化遺産)」・「松本城」・「犬山城」です。

 『冬の関西1デイパス(2900円)』と『お城の入場料(600円×2)』で、1日歴史にふれ楽しく遊びました。

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2010年2月 7日 (日)

SL北びわこ号

 本日、湖北の冬の風物詩『SL北びわこ号』を見に行きました。

 今年は、1月31日・2月7日・2月14日の3日間1日2便、米原駅~木ノ本駅間を走っています。

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↑雪の残る長浜駅に、『SL北びわこ号』が入ってきました。

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↑2階デッキからの写真撮影後、すぐにホームに行きました。

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↑黒煙の香が、すごいです。

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↑黒煙の香が、すごいです。

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↑木ノ本駅方面に、走って行きました。

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2010年2月 6日 (土)

広報誌「なるほど滋賀」発行

 滋賀県は、県外向け広報誌「なるほど滋賀」を発行しました。

 県外向け広報誌の発行は平成17年以来で、「暮らす、育つ、支え合う、働く、創り出す」の5つの項目があり、将来県内に住む可能性のある人向けに、滋賀での暮らしをよりイメージしやすいように、A4サイズ16ページに編集されました。「滋賀なんでもベスト3」のコーナーは、新しい発見がたくさんあります。

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↑滋賀県庁ホームページで見ることができます。

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2010年2月 5日 (金)

外来魚から肥料つくり

 草津市の障害者施設「みどりの風」が、駆除された琵琶湖の外来魚を回収して肥料化し、農家や関連NPO法人に配付し野菜作りに活用しています。

 外来魚の回収作業は、2003年度から始まった滋賀県の委託事業で、「みどりの風」は安土町を中心に湖岸に設置された回収いけすを回り、釣り人が駆除したブラックバスなどの外来魚を集め、もみがらや米ぬかなどとともに魚粉肥料に加工しています。いけすから回収する外来魚は年に約2トンで、300キロ程度の肥料がつくられています。

 琵琶湖の厄介者である、「外来魚」や「水草」という資源を利用して、産業にまで発展させる方法の開発が望まれます。

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2010年2月 3日 (水)

琵琶湖塾 8

 本日、今年度最後(第8回)の琵琶湖塾がピアザ淡海で開催されました。今回のゲスト講師は、アメリカ外交・日米関係が専門の同志社大学法学部政治学科教授の村田晃嗣氏でした。田原総一朗塾長から、「村田さんは、日米関係が非常に詳しい、日本で一番だと私は思っています。」という紹介のあと講演をされました、内容は次のとおりです。(誤りがあるかもしれません)

 2010年の1年間に限定して、まずお話します。昨年1月20日にオバマ氏が演説をしました。オバマはアメリカで初めての黒人大統領というのではなく、初めての非白人大統領というべきだと思います。21世紀中にアメリカで、ヒスパニック系の大統領、そして、アジアンの大統領が生まれると思います。アジアン大統領は、おそらくジャパニーズではない、チャイニーズだと思う、我々が生きている間に実現するかどうかわかりませんが、21世紀中に誕生すると思います。2050年には、アメリカにおける白人は50%をきる、白人がマジョリティではなくなり、最大のマイノリティになる。

 オバマ大統領就任当時、7割の支持率があった。しかし、10月に失業率が初めて10%を越え、その時点で支持率は43%になった。我が国鳩山内閣の支持率も、出発時7割を超えていた。7月の参議院選挙時に何割の支持率があるか、参議院の結果が重要。日本もアメリカも、ともに内政が外交に大きく影響する。

 2010年は日米安保50周年です。中曽根氏は鳩山氏のことをソフトクリームみたいだと言った。オバマは日本での演説をもじって抹茶アイスクリームのようだと言われている。どちらもふわふわしていて、実体がなくイメージが先行している。今年11月にオバマは、APEC(アジア太平洋経済協力)があるために、日本(議長国)に来る。その時に、日米両国政府は記念共同宣言をだす、その共同宣言に実体が伴っているか、その時点で基地問題がどのようになっているか。本来、大きな日米同盟の話し合いをしてから各論について話し合うべきであったが、基地問題という各論から話が始まってしまい、それがこじれてしまった、それが非常に残念。

 日本には、日米関係の重要性を述べる専門家はたくさんいるが、ワシントンに日米関係の重要性を訴える専門家は、多くても30人まで。今回の基地問題は、それらの30人の方を非常に傷つけた、そのことが今後、大きな影響を与える、それが非常に残念。

 ジャパンアズナンバーワンという本が1979年に書かれた。今年中に日本は中国に抜かれてGDP世界ナンバー3になる。2020年には、中国は日本の2倍のGDPになり、日本はインドに抜かれて世界ナンバー4になる。2050年には、日本の人口は1億人を割る、労働人口が2割減ると、GDPは半分になる。2050年に、日本の人口は1億3千万から1億になるが、アメリカは3億人から4億人になっている。

 日米中の3国の中で日本が最も強かったのは1989年。この年に中国では天安門事件が起き、ベルリンの壁が壊れた、1989年暮れに日経平均株価が史上最高値をつけた。国際政治は、軍事力・経済力・価値局面が複雑にからみあっている。1989年、瞬間的に日本が優位にたった、しかし、その後20年間どんどん衰えている。

 米中関係においては、アメリカが台湾に大口の武器を輸出している。通常なら、アメリカと中国の関係はギクシャクするが、しない。理由は、台湾は中国に完全にとりこまれて安定しているから。

 日本の内政については、野党第一党がどこまで立ち直れるか、しっかりとした2大政党制をつくれるかどうか。自民党は脳梗塞を起こして倒れた、民主党が脳梗塞を起こさないか心配。米ソの冷戦関係において、日本では社会党に投票したらアメリカとの関係が悪化する、だから自民党を応援しようという意識があった。冷戦構造・高度成長・中選挙区の3つがすべてなくなり、自民党は倒れた。先の総選挙で民主党は、100人以上の新人が当選した。4年後、8年後、それらの人が各選挙区から立候補すると、優秀な若い人材が立候補できない状態となる。そうなると、民主党も脳梗塞を起こす。

 では、日本は今後どうすれば良いか。面積・人口・天然資源は変えることができない、物質的には変えられない。イメージ・価値観は植えつけることができる。今、80年代に日本が経験したことを中国が経験している。阪神淡路大震災以降、15年間日本はGDPがずっと横ばい、先進国で唯一、伸びずに横ばいが続いている。80年代の日本はたしかに強かったが、将来は自分がひっぱるというイメージを起こさせなかった。今の中国は、今後の世界をひっぱるのは、中国だというイメージを与えている。今の中国の状態は、経済的には日本の80年代(経済発展)、環境問題は日本の60年代(公害問題)、軍事問題は日本の30年代(軍国主義)、をたどっている。日本はイメージを発信することが重要、アメリカがけしからん、というなら英語でアメリカを論破しなければいけない。アメリカはけしからんと日本国内で言っても意味がない、英語でアメリカを論破しなければいけない。

 村田氏の講演の後、ディスカッションになりました。

 田原氏「中国は、将来は我にあり、という自信を持っている。日本はまったく持っていない、日本はどうすれば良いか?」
 村田氏「中国もいずれ人口学的には高齢化が始まる。中国には日本のような社会保障がない、日本以上に大規模な高齢化が始まれば中国ではとんでもない状況になるかもしれない。」

 受講者「日本はアメリカを怖れていると言われているが、アメリカの何を怖れているのか?アメリカは日本をどうしたいのか?」
 村田氏「アメリカも日本も意見は一つではない、アメリカでも日本をこうしたいという議論が100も200もある。アメリカの言いなりが悪いのかどうか。日本がしたいこととアメリカがこうしたいということが合致した場合、これをアメリカの言いなりというのかどうか。中国・韓国・北朝鮮は変数が大きい、その中でアメリカは日本に、一番変数が少ない定数でいてほしい、と思っている。」

 田原氏「アメリカ・中国・ヨーロッパは覇権国になろうとしているが、日本はその意識がまったくない。これは良いことか悪いことか?竹島問題(韓国)、尖閣諸島問題(中国)ともに日本は全然発信しないが?」
 村田氏「日本が領土問題で解決できたのはアメリカとだけ、沖縄と小笠原諸島だけ、それ以外は何も解決していない。」「オバマは広島に行きたい、在任中に来る可能性はまだある。アメリカでは、アメリカ大統領が日本に行ったら、日本は何をしてくれるか、ということを考えている。外交は、ギブ&テイク。オバマ大統領に原爆投下について謝罪を求めたら広島には行けない、お花を添えるだけで良い。」

 受講者「日米同盟はどうなるのか?日米同盟はどうしたら良いでしょうか?」
 村田氏「まず関心を持つことが重要。批判するにしても賛成するにしても、まず関心を持つこと、次に知識を持つことです。そうしないと、考えて判断することはできない。」

 終了の10分程前に、嘉田知事が飛び入りで参加されました。

 嘉田知事「予算編成の時期で、この時間だけの参加になってしまいました。」「1970年代に、アメリカに3年間留学していました。3年間外国の情報が全然入ってこなかった、新聞に日本の記事が載らなかった。今は良くなった、情報が飛び交っている。少し英語を勉強して、世界中に情報を発信してほしい。」「『探検・発見・ほっとけん(行動する)』をキャッチフレーズに子供達と行動している、答えのない事を自ら考えることが重要。」

 田原氏「小学校・中学校・高校、日本の教育は間違っている、答えがある問題しか解かせない。答えのない問題を考えて、自分の考えを人にぶつける、そして相手から返ってきたら、また考える。これが大切。」

 嘉田知事「琵琶湖塾は、滋賀県が予算を組んで始めた。しかし厳しい財政状況で、今は県立大学とボランティアで、この琵琶湖塾が成り立っている。先ほど、原口総務大臣が滋賀県に地方交付税の予算を付けてくれた。これでやっと県の事業ができる、教育にも力をいれたい。」

 田原氏「来年度も琵琶湖塾を7月から開催します、期待してください。答えのない問題をいっしょに考えましょう。」

 

 

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2010年2月 1日 (月)

大津市民ヨシ刈り

1月31日、大津市環境政策課主催で、大津市雄琴6丁目「アクティバ琵琶」前の湖岸で開催された、「市民ヨシ刈り」に参加しました。

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↑開会式の様子。2月1日の新聞によると、700名以上の方が参加されたそうです。軍手と草刈り鎌を大津市環境政策課さんが用意してくれていますので、手ぶらで参加できます。ただし、湿地帯での作業のため、汚れても良い服装で参加しましょう。

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↑「琵琶湖」と「アクティバ琵琶」の間に、ヨシの湿地帯が広がっています。

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↑作業開始。一般参加者や各種団体の子供達もたくさん参加しており、楽しそうに作業をしていました。

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↑広い湿地帯ですが、700名以上で行うと、あっというまに作業が終了しました。作業後は、豚汁・おにぎり・温かい飲物をいただきました。

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↑休憩のあと、刈り取ったヨシをワラで束ねて、「ヨシたいまつ」をつくりました。この「ヨシたいまつ」は、3月13日の「びわ湖開き」の日に一斉点火されます。

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↑参加記念品。

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↑参加記念品とともに配られた、お礼の手紙。

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↑3月13日に「ヨシたいまつ」の一斉点火が行われる場所。

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