バンクーバー五輪 2
2月14日(日)午前9時頃から午後2時頃まで、女子モーグル(フリースタイルスキー)競技をテレビ観戦しました。
(1)伊藤みき選手:滋賀県日野町出身、22歳
上位の選手と比べて、ターン・エア・タイムすべてで積極性がなかった、昨年秋の右足首の負傷が原因でしょう、もっと攻めのすべりが見たかった。
両親が体育教師で、両親の影響で3歳からスキーを始めた。姉(あずさ:24歳)、妹(さつき:16歳)がおり、「モーグルの伊藤三姉妹」としてスキー界では(滋賀県でも?)有名、2009年3月14日の全日本選手権では、みき第1位・あずさ第4位・さつき第5位で伊藤三姉妹が上位を独占しました。
日野公民館では、地元の方400名が集まり大型スクリーンで応援したそうです。(2月12日の記事も参照してください)
2006 トリノ大会 20位
2010 バンクーバー大会 12位
(2)上村愛子選手:兵庫県伊丹市出身、30歳
メダルを取った選手と比べると、すべり全体が硬かった。おそらく性格が影響しているのでしょうが、いつも、すべりが丁寧でおとなしいという印象を受けます。試合後のあふれ出る涙のインタビューが印象的でした。
2008年から2009年3月にかけてカービングターンを自分のものにして世界チャンピオンになりましたが、その後1年弱調子が上らない状態で今回のオリンピックをむかえました、そしてこの1年弱の間に他の選手は、上村選手のカービングターンの技術を真似てものにして調子をあげてきました、その差が今回の結果になりました。
1998 長野大会 7位
2002 ソルトレイク大会 6位
2006 トリノ大会 5位
2010 バンクーバー大会 4位
(3)里谷多英:北海道出身、33歳
果敢にこぶを攻めて、第2エアまではメダルを取った選手と同じレベルのターン・タイムでしたが、第2エアの着地で派手に転倒してしまいました。ターンの技術・スピードは今でも世界のトップレベルです、苦手のエアさえ無難にまとめれば、メダルの可能性もありました。以前のコーチが「多英は、(あまり一生懸命練習しないが、)4年間で2週間(オリンピック期間中)だけ、ものすごい集中力を発揮する。」という言葉を思い出しました。
1994 リレハンメル大会 11位
1998 長野大会 1位
2002 ソルトレイク大会 3位
2006 トリノ大会 15位
2010 バンクーバー大会 19位
(4)村田愛里咲:福岡県北九州市出身、19歳
中学校に入ってスキーを始めるまで、トランポリンをしており、エアの技術と安定感は世界のトップレベルです。スキー技術をみがけば、次回楽しみです。
2010 バンクーバー大会 8位
そして、本日2月15日に行われた男子モーグル競技で、遠藤尚(19歳)が日本男子モーグルで初めて7位に入賞し、西伸幸(24歳)も9位にはいりました。
モーグル界も若手が伸びてきており、「伊藤三姉妹」の活躍も含めて、次回2014年ソチ大会が楽しみです。
スキー好きの方は、2009年2月11日と2月22日の記事も、のぞいてみてください。
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