嘉田知事「2期目の抱負」
7月20日に嘉田知事が、「2期目の抱負」を語られています。
-滋賀県ホームページからの転載開始(抜粋)-
改めて、滋賀県の持っている「地味だけれども大変大きな底力」を感じました。地域、地域の若い人、そして高齢者も含めて人の力、コミュニティの力、これは人と人をつなぐ力だと思います。
それから、自然も「大変緻密に手入れがされた自然」、これは山の中まで含めてですね、人に近い自然というのも滋賀ならではのものだと思っております。そうした中での都会性と言うんでしょうか、そんなにネオンがギラギラの中心都市部ではないけれども都会の利便性ということも十分に担保できている、そういう意味で「ほどほどの田舎」であり「ほどほどの自然」、これは「ほどほど性」というところが滋賀の本来持っている力ではないかと思いました。
これまではどちらかというと突出したところが関心を持たれる傾向にありましたけど、滋賀が地味だと言われてきたところのバランス、それこそ逆に、第三極としてですね、これからの滋賀の特色として売り出していけるのではないかと思っております。そういう意味で、そのほどほどの自然、ほどほどの人の力をきちんと活かさないと「もったいない」という意味で、潜在的な力にまず気づく、そしてそれを磨く、そして発信をするというその一連の成長に対して改めて今回、潜在力を感じました。
つまり、個人としては「社会人」として成長し、社会貢献をしながら満足度の高い人生を歩み、地域としては人と人がつながりながらこれまで社会関係資本と言ってきたような、人と人のつながり、これを強くしていく、コミュニティの力など。
そのための県政運営ですけれども、まず「新しい公共」という言い方をされておりますが、自治体、そしてNPO、企業などがそれぞれの持てる力を社会参加をすることによって公の事業を担っていただくという「新しい公共」を積極的に進めるということによって、「プロセス」への参加、行政の「プロセス」への参加、それが結果として「近い県政」につながっていくんだろうと思っております。
こういう中で、私自身は、「社会成長」というのをひとつのこれからのキーワードにできると思っております。
-転載終了-
NPO法人は知事認可の元に活動しており、当法人も6月に平成21年度の活動報告及び平成22年度の活動予定等を知事宛に提出しました。
上記の知事の抱負に、本ブログのキーワードである「地域」「人」「つながり(コミュニケーション)」が、非常に近いと感じました。
| 固定リンク
「滋賀・大津」カテゴリの記事
- 古都指定10周年事業(2013.10.06)
- 滋賀県人口増加(2013.08.28)
- 大津まちなかスッキリ士隊(2013.06.01)
- 違反広告物(ビラ)除却作業(2013.02.10)
- 近江神宮・宇佐八幡宮初詣(2013.01.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント