iPS細胞ノーベル賞受賞
山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
以下は、10月8日の田中眞紀子文部科学大臣の談話です。
京都大学山中伸弥教授が、本年のノーベル生理学・医学賞を受賞されましたことに心から敬意を表します。
今回の受賞は、山中教授の「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」というほぼ無限に増殖する能力とあらゆる組織や臓器の細胞になりうる多能性を持った幹細胞の樹立に、世界で初めての成功した研究業績が高く評価されたものです。
山中教授には、昨日7日に京都大学iPS細胞研究所を視察し、最新の研究成果について御説明を頂いたところです。
山中教授の研究は、日進月歩で進んでおり、若手研究者が目を輝かせて仕事に打ち込んでおり、非常に感銘を受けました。
この研究が更に発展し、一日も早く再生医療や創薬に貢献することを期待しています。
今回の受賞は、我が国の研究水準の高さを世界に示すとともに、国民全体にとって大きな励みと誇りを与えるものです。
この受賞を契機に、文部科学省としても、国際的にも注目される重要な研究に対し重点支援を行うとともに、研究環境の整備充実や若手研究者の育成など、研究支援を一層充実していく所存です。
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