« iPS細胞ノーベル賞受賞 | トップページ | 10月13日 夜間巡回 »

2012年10月11日 (木)

いじめ問題10

田中眞紀子文部科学大臣の10月1日記者会見議事録が文部科学省のホームページにアップされました。以下は、いじめに関する抜粋です。

記者)
 いじめの関連なんですけれども、文科省は先月、いじめの総合的な取組方針という形で、国の関与を強化するような形でですね、ほかにも外部の有識者を活用するですとか、そういう方針を打ち出したんですけれど、それの評価と大臣がいじめ対策としてやるべきと思われることを、お答えいただければ。

大臣)
 今、おっしゃったように、今日私、朝刊で見たんですけれど、飛行機の中で。11人のアドバイザーの名前が挙がっていて、そういう方たちの、有識者の意見を聞くということですから、そういう制度が前任者の下で発足したのであれば、私も参加して、意見を聞いてみたいというふうに思いますけれど、この役所に限らず、諮問委員会とかですね、委員会を作るのも一つのメリットですが、それで全て解決するわけではなくて、もっと複合的なものだと思いますね。大人だっていじめがあるわけですしね。過去にもあったでしょうし。さらにまたあるでしょうし。だから、分析も大事なんだけれども、そうじゃなくて、基本的には、自分が自信を持つ人間をつくる。家庭内で、いろんないざこざがあるかもしれない、お友達と会っても、自分に自信があったらば、あんまり人との関わり方もそう陰湿にならないかもしれないですよね。違う人なんだなあと思えば済むわけだし、そういう発想のできる人づくりをするといいんですよ。そのために何かっていうことを、どういうことを経験させるのが、どういうことを見ることがいいのか、そういうことを専門家達から、教え・意見を聞いたらいいと思いますよ。個々のケースはこうだから、あれはこれが原因なんですよと言ったからといって、そうクリエイティブではないと思いますけどね。きいてみます。

※ 1年前の10月11日に大津市の中学校で出来事が発生しました。

|

« iPS細胞ノーベル賞受賞 | トップページ | 10月13日 夜間巡回 »

PTA・教育」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: いじめ問題10:

« iPS細胞ノーベル賞受賞 | トップページ | 10月13日 夜間巡回 »