近畿にXバンドレーダー
9月10日に小野寺五典防衛大臣と東京で面会を行った、山田啓二京都府知事と中山泰京丹後市長は、京丹後市の丹後半島・経ケ岬への「Xバンドレーダー(※)」配備について、受け入れる意向を示しました。
※アメリカ軍が、弾道ミサイル防衛システムの目標補足、弾道とオトリとの識別、追尾・迎撃ミサイルの誘導に使用する。通常のレーダーより波長が短く高い分析能力がある。Xバンドレーダーの配備は、事実上、アメリカ軍基地の設置となる。
小野寺五典防衛大臣「レーダーは青森に次いで2基目の装備で、日本の防衛に重要な役割を持つ。政府として責任をもって対応し、住民にしっかりと説明していく。」
山田啓二京都府知事「防衛大臣が、政府が責任を持つと明言した。後は府議会に報告し協力を要請したい。大筋で受け入れの条件は満たされている。」
中山泰京丹後市長「市民には不安の声もあるが、苦渋の決断として事実上、受け入れる。後は府とともに手続きを進めたい。」
↓京都府丹後半島(赤丸)の位置図。
↓経ケ岬と経ケ岬分屯基地の位置図。黄○が経ケ岬の灯台、赤○が経ケ岬分屯基地「庁舎地区」、青○が経ケ岬分屯基地「レーダー地区」。
↓経ケ岬分屯基地の位置図。青○の「レーダー地区」にスペースが無いため、赤○の「庁舎地区」に、Xバンドレーダーを配備予定。
↓経ケ岬分屯基地「庁舎地区」。
↓経ケ岬分屯基地「レーダー地区」。
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