PTA・教育

2013年2月 8日 (金)

体罰問題

滋賀県教育委員会は、2月7日に、大阪市立桜宮高校の体罰問題を受けて県内の公立小中高校(全390校)で実施した調査で、教職員44人が児童・生徒168人に体罰を加え、6人にけがをさせていたことが判明したと発表しました。小学校4、中学校10、高校18、特別支援学校1の計33校で体罰が確認されました。

滋賀県教育委員会の河原恵(さとし)教育長は、教職員44人が児童・生徒168人に体罰を加えていた問題について、2月8日の定例会見で陳謝し、再発防止に向けて、全教職員に対し教員研修を行う考えを示しました。

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2013年2月 6日 (水)

いじめ問題14

第三者調査委員会は、1月31日に、「いじめが自殺につながる直接的要因になった」とする、231ページの調査報告書を越市長に提出しました。

2月4日の定例会見で越市長は、4月から、「いじめ対策推進室」「大津の子どもをいじめから守る委員会」を設けると説明しました。

2月6日、越市長は文部科学省を訪れ、文部科学大臣に、第三者調査委員会がまとめた報告書に基づいた要望書を提出し、国によるいじめ対策の強化を要望しました。

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2013年1月25日 (金)

いじめ問題13

第三者委員会
1月20日に第12回会合(最終)を開き、今月中に調査をまとめて、越市長に提出する方針を確認しました。

大津市議会
1月25日に、昨年の12月議会での提案が見送られた「子どものいじめ防止条例」の制定を目指し、2月議会に議員提案する方針を決めました。

当初「子どもの役割」を定める条項について、「いじめを受けた場合や発見した場合、相談する。」としていた規定を、「相談できる。」と修正されます。

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2013年1月24日 (木)

教育再生実行会議

「教育再生実行会議」の初会合が、1月24日に開催されました。安倍首相は初会合の冒頭で、「教育再生は経済再生と並ぶ日本国の最重要課題です」と述べました。

「いじめ問題」「教育委員会改革」など喫緊の課題と、「6・3・3・4制の見直し」「大学の在り方」などの、大テーマについても議論される予定です。

第一次安倍内閣の「教育再生会議(2006~2008年)」では、「教員免許更新制」「副校長の新設」「中学での武道必修化」「脱ゆとり路線」などを決めました。今回は名称に『実行』が加わりました。

このような会議や委員会は、メンバーの顔触れで方向性がほぼ決まるそうです、メンバーは次の15名です。

鎌田薫(座長、早大総長)
大竹美喜(アフラック最高顧問)
尾崎正直(高知県知事)
貝ノ瀬滋(東京都三鷹市教育委員会委員長)
加戸守行(前愛媛県知事)
蒲島郁夫(熊本県知事)
川合眞紀(理化学研究所理事)
河野達信(全日本教職員連盟委員長)
佐々木喜一(成基コミュニティグループ代表)
鈴木高弘(専修大付属高校校長)
曽野綾子(作家)
武田美保(スポーツコメンテーター)
佃和夫(三菱重工会長)
八木秀次(高崎経済大教授)
山内昌之(東大名誉教授)

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2012年12月27日 (木)

いじめ問題12

昨年10月11日に発生した大津市いじめ問題に関わり、滋賀県警は12月27日に、少年2人を暴行容疑などで書類送検し、少年1人を暴行などの非行事実で児童相談所に送致しました。

遺族が挙げた45件の行為のうち、捜査対象を27件にしぼり、そのうち13件について立件が可能と判断しました。

今回の県警の捜査は異例ずくめで、聴き取りを行った人数は、教諭約50人、生徒約360人という規模でした。

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2012年12月 3日 (月)

いじめ問題11

11月26日、大津市議会

議員提案で制定を目指している「子どものいじめの防止に関する条例案」について、市民意見などを受けて修正する時間を要するとして、予定していた12月定例会での提出を見送る方針を決めました。

12月2日、第9回第三者調査委員会

当初12月中に提出を予定した報告書について、「教師や生徒への追加の聞き取りが必要」とする意見が出され、来年1月以降にずれ込むことになりました。

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2012年10月11日 (木)

いじめ問題10

田中眞紀子文部科学大臣の10月1日記者会見議事録が文部科学省のホームページにアップされました。以下は、いじめに関する抜粋です。

記者)
 いじめの関連なんですけれども、文科省は先月、いじめの総合的な取組方針という形で、国の関与を強化するような形でですね、ほかにも外部の有識者を活用するですとか、そういう方針を打ち出したんですけれど、それの評価と大臣がいじめ対策としてやるべきと思われることを、お答えいただければ。

大臣)
 今、おっしゃったように、今日私、朝刊で見たんですけれど、飛行機の中で。11人のアドバイザーの名前が挙がっていて、そういう方たちの、有識者の意見を聞くということですから、そういう制度が前任者の下で発足したのであれば、私も参加して、意見を聞いてみたいというふうに思いますけれど、この役所に限らず、諮問委員会とかですね、委員会を作るのも一つのメリットですが、それで全て解決するわけではなくて、もっと複合的なものだと思いますね。大人だっていじめがあるわけですしね。過去にもあったでしょうし。さらにまたあるでしょうし。だから、分析も大事なんだけれども、そうじゃなくて、基本的には、自分が自信を持つ人間をつくる。家庭内で、いろんないざこざがあるかもしれない、お友達と会っても、自分に自信があったらば、あんまり人との関わり方もそう陰湿にならないかもしれないですよね。違う人なんだなあと思えば済むわけだし、そういう発想のできる人づくりをするといいんですよ。そのために何かっていうことを、どういうことを経験させるのが、どういうことを見ることがいいのか、そういうことを専門家達から、教え・意見を聞いたらいいと思いますよ。個々のケースはこうだから、あれはこれが原因なんですよと言ったからといって、そうクリエイティブではないと思いますけどね。きいてみます。

※ 1年前の10月11日に大津市の中学校で出来事が発生しました。

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2012年10月 8日 (月)

iPS細胞ノーベル賞受賞

山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
以下は、10月8日の田中眞紀子文部科学大臣の談話です。

 

 京都大学山中伸弥教授が、本年のノーベル生理学・医学賞を受賞されましたことに心から敬意を表します。
 今回の受賞は、山中教授の「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」というほぼ無限に増殖する能力とあらゆる組織や臓器の細胞になりうる多能性を持った幹細胞の樹立に、世界で初めての成功した研究業績が高く評価されたものです。
 山中教授には、昨日7日に京都大学iPS細胞研究所を視察し、最新の研究成果について御説明を頂いたところです。
 山中教授の研究は、日進月歩で進んでおり、若手研究者が目を輝かせて仕事に打ち込んでおり、非常に感銘を受けました。
 この研究が更に発展し、一日も早く再生医療や創薬に貢献することを期待しています。
 今回の受賞は、我が国の研究水準の高さを世界に示すとともに、国民全体にとって大きな励みと誇りを与えるものです。
 この受賞を契機に、文部科学省としても、国際的にも注目される重要な研究に対し重点支援を行うとともに、研究環境の整備充実や若手研究者の育成など、研究支援を一層充実していく所存です。

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2012年9月28日 (金)

いじめ問題9

9月20日、第4回第三者調査委員会(大津市)
委員5名が会合に先立ち、男子生徒が亡くなった現場や中学校を視察→中学校校区を視察し子どもの生活環境を確認→中学校で3年生の授業を参観→教師に調査の協力依頼、を行い、会合で10月から教師15人への聞き取り調査を始めることを決めました。

9月23日、第5回第三者調査委員会(大津市)
生徒22人と教師20人から聞き取りをすることに決めました。また、新たに、臨床心理士1名を調査員に委嘱し、心理的負担に配慮したカウンセリング技法などを委員に助言し、生徒の心理面をケアしながら聞き取りを進めることで意見が一致しました。

9月28日、滋賀県議会(滋賀県)
滋賀県教育委員会が、「いじめの未然防止や早期発見は教員に必要不可欠な資質である。」「教員の人事評価に関し、いじめに関する項目を積極的に加え、解決に向けた取り組みを評価したい。」「現在、人事評価の項目にいじめへの対応能力はなく、来年度から反映できるよう検討を進める。」という旨の答弁を行いました。

※いじめ問題の根本的な解決方法は時間がかかるので、すぐに取り組める対処方法としては、文部科学省の提案する「いじめ問題の対応能力を教員の人事評価に加える」「学校で対処できない問題は警察の協力を得る」しかないのかなあ・・・。

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2012年9月21日 (金)

小学校通学路危険個所

 4月に京都府亀岡市で登校中の児童10人が軽自動車にはねられ死傷した事故のあとも、全国で同様の事故が相次いで発生したことをうけて、文部科学省・国土交通省・警察庁は、全国の公立小学校や特別支援学校小学部の9割程度に当たる約2万校の通学路のうち、事故の危険が考えられる約7万か所の点検を行い、安全対策が必要な地点が6万か所あったと発表しました。

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