事件簿

2010年1月13日 (水)

県職員・市立中学教論逮捕

 1月12日、滋賀県商工観光労働部管理官が、収賄の疑いで逮捕されました。
 滋賀県内の農協のコンピューターシステム受注と、大規模物流センター事業への参入などをめぐり、便宜をはかった見返りに、県内のソフトウエア開発・物流関係会社から現金850万円を受け取った疑いです。さらに、米原市の大規模物流センターが税金を優遇される滋賀県の経済振興特区に認定され、同社が参入できる便宜も図ろうとしていました。
 嘉田知事のコメント「県の幹部職員が逮捕されたとの報を聞いて驚いている。今後の捜査の推移を見守りたい」
 
 

 1月12日、大津市立伊香立中学校教論が、県青少年健全育成条例違反で逮捕されました。
 守山市のホテルや大津市内の駐車場に止めた車内で、前任校の教え子で県内の高校1年の女子生徒が18歳未満と知りながら猥褻な行為をしました。
 大津市教育長のコメント「学校教育への信頼を著しく損なうものであり、深くおわびします。」、伊香立中校長のコメント「教員への指導を見直し、徹底したい」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月15日 (水)

仕事が無いから・・・

 (1)2009年7月5日、バケツに入れたガソリンをパチンコ店内に撒き、マッチを放り投げる事件が発生し、4人が死亡19名が重軽傷を負いました。犯人の男は「4月に仕事を辞めた後、家族に金を借りたり、自分のものを売ったりしたが、もう限界だった。」「仕事も金もなく、人生に嫌気がさした。死刑になってもかまわないと思ってやった。」と述べています。また、4~5月に労働基準監督署に相談に行き未払いの給料について請求をし、以前勤めていた会社から6月に約6万円が口座に振り込まれましたが、電話で振込みを連絡した事務員に「失業(雇用)保険の給付が切れた。仕事が見つかっていない。困っている。」とこぼしていました。

 (2)2009年7月8日、ハローワークに勤める国家公務員の女性が、ガソリンのようなものを身体にかけられライターで火をつけられて、重傷を負う事件が発生しました。被害者は、犯人に仕事の紹介をしていました。犯人の女は「仕事を探していたが見つからず、自暴自棄になって脅かそうとした。自分も死のうと思った。」と述べています。

 景気の悪化は、「失業者の増加 → 犯罪の増加」、につながります。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年6月12日 (木)

秋葉原連続殺傷事件

 6月8日東京・秋葉原において、トラックで歩行者天国に突っ込み、刃物で連続殺傷する事件が発生し、7名の方が亡くなり10名の方が負傷されました。

 犯罪には次の2種類があります。

機会犯罪:機会(チャンス)があれば犯罪を犯してやろうという犯罪。
特定犯罪:特定の場所・特定の人物に対して危害を加えると決めて行われる犯罪。(造語です)

 機会(チャンス)があれば犯罪を犯してやろうという人物に対して、機会(チャンス)が無いと思わせるのが、パトロール・立ち番・子供見守り隊等の防犯活動であり、防犯活動により機会犯罪を減らすことはできても、特定犯罪を防ぐことは困難です。

 今回の事件についてマスコミや評論家は、本人のインターネット上への書き込みから、「同じような境遇の人は世の中にたくさんいるのに、自分勝手だ、本人の甘えが原因だ」という論調が多いようですが、事件が起きた原因について考える際には次の視点が重要と思われます。

 人は、生まれてから幼少期頃の間に、親や親の代理等から十分に愛情を受け、年齢相応の遊びを自ら行い、自分でできたという喜びを感じ、周りの人から褒めてもらうことにより、自分に自信を持ち、将来精神的ストレスを受けた際にそのストレスを跳ね返すための「心の防波堤」を築くと言われています。
 この「心の防波堤」が脆かったり築き方が十分でないと、将来精神的ストレス(いじめを受ける、成績が落ちる、受験に失敗する、異性に相手にされない、就職できない、解雇・リストラされる等)を受け、何かのきっかけがあると「心の防波堤」が決壊し(キレル)、自分自身を傷つけるか、他人を傷つける行為にはしると言われています。(どんなに頑丈な防波堤を築いても、それを上回るような精神的ストレスときっかけがあれば、防波堤は決壊してしまいます)

 この事件が起きた原因については、犯人の「心の防波堤」が脆かったところに、精神的ストレス(中学校卒業後の境遇)が加わっていき、作業場のツナギが無くなるという事件がきっかけとなり、「心の防波堤」が決壊したと考えるのが妥当と現時点の情報からは思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秋葉原連続殺傷事件

 6月8日東京・秋葉原において、トラックで歩行者天国に突っ込み、刃物で連続殺傷する事件が発生し、7名の方が亡くなり10名の方が負傷されました。

 犯罪には次の2種類があります。

機会犯罪:機会(チャンス)があれば犯罪を犯してやろうという犯罪。
特定犯罪:特定の場所・特定の人物に対して危害を加えると決めて行われる犯罪。(造語です)

 機会(チャンス)があれば犯罪を犯してやろうという人物に対して、機会(チャンス)が無いと思わせるのが、パトロール・立ち番・子供見守り隊等の防犯活動であり、防犯活動により機会犯罪を減らすことはできても、特定犯罪を防ぐことは困難です。

 今回の事件についてマスコミや評論家は、本人のインターネット上への書き込みから、「同じような境遇の人は世の中にたくさんいるのに、自分勝手だ、本人の甘えが原因だ」という論調が多いようですが、事件が起きた原因について考える際には次の視点が重要と思われます。

 人は、生まれてから幼少期頃の間に、親や親の代理等から十分に愛情を受け、年齢相応の遊びを自ら行い、自分でできたという喜びを感じ、周りの人から褒めてもらうことにより、自分に自信を持ち、将来精神的ストレスを受けた際にそのストレスを跳ね返すための「心の防波堤」を築くと言われています。
 この「心の防波堤」が脆かったり築き方が十分でないと、将来精神的ストレス(いじめを受ける、成績が落ちる、受験に失敗する、異性に相手にされない、就職できない、解雇・リストラされる等)を受け、何かのきっかけがあると「心の防波堤」が決壊し(キレル)、自分自身を傷つけるか、他人を傷つける行為にはしると言われています。(どんなに頑丈な防波堤を築いても、それを上回るような精神的ストレスときっかけがあれば、防波堤は決壊してしまいます)

 この事件が起きた原因については、犯人の「心の防波堤」が脆かったところに、精神的ストレス(中学校卒業後の境遇)が加わっていき、作業場のツナギが無くなるという事件がきっかけとなり、「心の防波堤」が決壊したと考えるのが妥当と現時点の情報からは思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 8日 (日)

附属池田小学校事件 1

 7年前の今日(平成13年6月8日)、小学校に入ってきた犯人が、小学生と教師を次々と刃物で切りつけ、8人の生徒が死亡、13人の生徒と2人の教師が傷害を負うという事件が発生し、事件から3年3ヵ月という異例の早さで、犯人に死刑が執行されました。

 事件の原因については、犯人の「むしゃくしゃしたからやった」という言葉と、犯人自身が父親から受けた虐待、犯罪歴が注目されていますが、平成20年5月27日の記事と同様、犯人の1歳までの育てられ方が重要と思われます。

 事件を防ぐ方法については、「校門が閉まっていたら、やらなかった」という犯人の言葉が注目され、この事件以降、学校の門が締められ警備員が配置されるようになりました。また、こども110番の家の設置、防犯ブザーの携帯、監視カメラの設置が広まりました。
 また、亡くなった子供達の死因が即死ではなく、救護が遅れたことによる失血死であったことから、事件発生直後の学校の通報体制(組織の問題であり、先生個人個人の問題ではありません)についても、疑問が投げかけられました。

 社会に対して、「学校の安全」という課題を突きつけた事件です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

附属池田小学校事件 1

 7年前の今日(平成13年6月8日)、小学校に入ってきた犯人が、小学生と教師を次々と刃物で切りつけ、8人の生徒が死亡、13人の生徒と2人の教師が傷害を負うという事件が発生し、事件から3年3ヵ月という異例の早さで、犯人に死刑が執行されました。

 事件の原因については、犯人の「むしゃくしゃしたからやった」という言葉と、犯人自身が父親から受けた虐待、犯罪歴が注目されていますが、平成20年5月27日の記事と同様、犯人の1歳までの育てられ方が重要と思われます。

 事件を防ぐ方法については、「校門が閉まっていたら、やらなかった」という犯人の言葉が注目され、この事件以降、学校の門が締められ警備員が配置されるようになりました。また、こども110番の家の設置、防犯ブザーの携帯、監視カメラの設置が広まりました。
 また、亡くなった子供達の死因が即死ではなく、救護が遅れたことによる失血死であったことから、事件発生直後の学校の通報体制(組織の問題であり、先生個人個人の問題ではありません)についても、疑問が投げかけられました。

 社会に対して、「学校の安全」という課題を突きつけた事件です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月27日 (火)

神戸連続児童殺傷事件

 11年前の今日(平成9年5月27日)、中学校の正門に遺体の一部が置かれるという殺人事件が発生しました、「酒鬼薔薇聖斗事件」です。犯人が14歳の少年であったことから、連日マスコミで取り上げられました。

事件の概要は、次のとおりです。

1.2月10日
神戸市の路上で小学生の女児2人が、ハンマーで頭部を殴られた。被害女児の父親が被害女児から「犯人はブレザーを着て、学生カバンを持っていた」と聞き、中学校から生徒の顔写真の提供を受ければ犯人を特定できるかもしれないと思い、警察に被害届を出しました。被害届を受けた警察は、中学校に顔写真の提供を求めたが、結局中学校は提出しませんでした。

2.3月16日
神戸市内の公園で小学生の女児に、「手を洗える場所はないか?」と聞き、学校に案内させた後、「お礼を言いたいので、こっちを向いてください」と言い、振り返った女児を金槌で殴りつけて死亡させた。

3.5月24日
「青色の亀がいる」と言って、小学生男児を近所の高台に誘い出し、その場で絞殺した。
犯人と被害者は顔見知りで、家でいっしょに遊んだりもしていた。

4・5月27日
被害男児の遺体の一部が、中学校の正門で発見された。

 この事件については、多くの書籍が出版されています。

 まず犯行の原因については、
「透明な存在のボク」という犯人の手記をキーワードとして、多くの評論家が、生い立ち、家庭環境、生活環境、ゲーム、漫画、ビデオ等について言及しており、そのどれもが原因の一つとは思われますが、「人間の人格形成は、生まれる直前から満1歳になる頃までの母親又は母親代理との関係でほとんど決まる、この時期に十分愛情を持って育てられたか否かで決まる。」「泣くことによって、おなかが空いた、オムツが濡れて気持ち悪い、という訴えをする赤ちゃんに対して、ミルクをあげたりオムツを替えたりせず、いくら泣いてもずっとほったらかしにされたり、虐待を受けて育った子は人格形成上問題が生じる可能性が高い」「満1歳頃までの時期に愛情を持って育てられなかった子に対して、ものごころがついてから相手のことを思いやるとか、相手の立場に立って物事を考えるとか、やさしさといったことを教えても、無理である手遅れである」「殺人事件を起こす犯人は、満1歳頃までの育てられ方に問題があることが多い」という旨の、ある思想家の発言に注目する必要があると思います。(注意:虐待を受けて育った子が、みんな事件を起こすという意味ではありません)

 次に犯行を防ぐ方法についてですが、

1.2月10日の事件
自分の中学校から犯人を出したくないという、中学校の隠蔽体質に批判が集まりました。この段階で、中学校が生徒の写真を提出し犯人が特定できていたら、この後の事件は発生していなかったかもしれません。この段階では、世間もマスコミも犯人は大人と思い込んでおり、当時は、子供(中学生)がこのような残虐な事件を起こすはずがないという意識も強かったようです。

2.3月16日の事件
「手を洗える場所はない?」と聞かれて周りに無い場合、小学生の子供に対して、親や教師はどのように対応しなさい、と言えば良いのでしょうか?

3.5月24日の事件
普段いっしょに遊んでいるお兄ちゃんに誘われた場合、小学生の子供に対して、親や教師はどのように対応しなさいと言えば良いのでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

神戸連続児童殺傷事件

 11年前の今日(平成9年5月27日)、中学校の正門に遺体の一部が置かれるという殺人事件が発生しました、「酒鬼薔薇聖斗事件」です。犯人が14歳の少年であったことから、連日マスコミで取り上げられました。

事件の概要は、次のとおりです。

1.2月10日
神戸市の路上で小学生の女児2人が、ハンマーで頭部を殴られた。被害女児の父親が被害女児から「犯人はブレザーを着て、学生カバンを持っていた」と聞き、中学校から生徒の顔写真の提供を受ければ犯人を特定できるかもしれないと思い、警察に被害届を出しました。被害届を受けた警察は、中学校に顔写真の提供を求めたが、結局中学校は提出しませんでした。

2.3月16日
神戸市内の公園で小学生の女児に、「手を洗える場所はないか?」と聞き、学校に案内させた後、「お礼を言いたいので、こっちを向いてください」と言い、振り返った女児を金槌で殴りつけて死亡させた。

3.5月24日
「青色の亀がいる」と言って、小学生男児を近所の高台に誘い出し、その場で絞殺した。
犯人と被害者は顔見知りで、家でいっしょに遊んだりもしていた。

4・5月27日
被害男児の遺体の一部が、中学校の正門で発見された。

 この事件については、多くの書籍が出版されています。

 まず犯行の原因については、
「透明な存在のボク」という犯人の手記をキーワードとして、多くの評論家が、生い立ち、家庭環境、生活環境、ゲーム、漫画、ビデオ等について言及しており、そのどれもが原因の一つとは思われますが、「人間の人格形成は、生まれる直前から満1歳になる頃までの母親又は母親代理との関係でほとんど決まる、この時期に十分愛情を持って育てられたか否かで決まる。」「泣くことによって、おなかが空いた、オムツが濡れて気持ち悪い、という訴えをする赤ちゃんに対して、ミルクをあげたりオムツを替えたりせず、いくら泣いてもずっとほったらかしにされたり、虐待を受けて育った子は人格形成上問題が生じる可能性が高い」「満1歳頃までの時期に愛情を持って育てられなかった子に対して、ものごころがついてから相手のことを思いやるとか、相手の立場に立って物事を考えるとか、やさしさといったことを教えても、無理である手遅れである」「殺人事件を起こす犯人は、満1歳頃までの育てられ方に問題があることが多い」という旨の、ある思想家の発言に注目する必要があると思います。(注意:虐待を受けて育った子が、みんな事件を起こすという意味ではありません)

 次に犯行を防ぐ方法についてですが、

1.2月10日の事件
自分の中学校から犯人を出したくないという、中学校の隠蔽体質に批判が集まりました。この段階で、中学校が生徒の写真を提出し犯人が特定できていたら、この後の事件は発生していなかったかもしれません。この段階では、世間もマスコミも犯人は大人と思い込んでおり、当時は、子供(中学生)がこのような残虐な事件を起こすはずがないという意識も強かったようです。

2.3月16日の事件
「手を洗える場所はない?」と聞かれて周りに無い場合、小学生の子供に対して、親や教師はどのように対応しなさい、と言えば良いのでしょうか?

3.5月24日の事件
普段いっしょに遊んでいるお兄ちゃんに誘われた場合、小学生の子供に対して、親や教師はどのように対応しなさいと言えば良いのでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月14日 (水)

信楽高原鉄道衝突事故

 17年前の今日(平成3年5月14日)、42人の方が亡くなり、614人の方が負傷するという鉄道事故が起きました。事故は、信楽高原鉄道とJR西日本との意思の疎通が欠けていたために起きたと思われます。

 両社が日頃からコミュニケーションをとり、意思の疎通ができていたら、正面衝突という事故は防げたと思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

信楽高原鉄道衝突事故

 17年前の今日(平成3年5月14日)、42人の方が亡くなり、614人の方が負傷するという鉄道事故が起きました。事故は、信楽高原鉄道とJR西日本との意思の疎通が欠けていたために起きたと思われます。

 両社が日頃からコミュニケーションをとり、意思の疎通ができていたら、正面衝突という事故は防げたと思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧