琵琶湖

2013年10月 7日 (月)

琵琶湖の水位調整

・琵琶湖に流れ込む一級河川は100本以上(一級河川以外の河川も合わせると400本以上)ありますが、琵琶湖から流れ出る河川は、京都に水を運ぶために人工的に作られた琵琶湖疎水を除くと、瀬田川一本しかありません。

・その瀬田川には、琵琶湖から流れる水量を調節するための洗堰(あらいぜき、水門)が設置されており、水門を開けると下流に水が流れ、水門を閉めると下流には水が流れずに琵琶湖に水が貯まります。

・台風による増水時に、水門を開け下流に大量の水を流すと、琵琶湖周辺の水害は小さくなりますが下流に甚大な水害が発生します、水門を閉じ下流に大量の水を流さないようにすると、下流の水害は防ぐことができますが琵琶湖周辺の水害は大きくなります。

・琵琶湖から流れ出る水量の調整(水門の開閉)は、滋賀県・大阪府・京都府の意見を聞き国土交通省近畿地方整備局が平成4年に策定した「瀬田川洗堰操作規則」に基づき、琵琶湖河川事務所が操作を行っています。

・9月15~16日の台風18号による増水の際に、宇治川(瀬田川の下流)や淀川(京都府八幡市付近で、宇治川・桂川・木津川が合流)の氾濫を防ぐために、41年ぶりに水門を全て閉める「全閉」状態にしました。

・朝6時の琵琶湖の水位(単位:cm、琵琶湖河川事務所ホームページより)は、次の通りです。なお、琵琶湖の制限水位は、6月16日~8月31日の雨の多い時期は「-20cm」、9月1日~10月15日の台風の時期は「-30cm」、10月16日~6月15日の雨の少ない時期は「+30cm」と定められています。

9月13日 ・・・ -24
9月14日 ・・・ -25
9月15日 ・・・ -25
9月16日おそらく午前2時30分から「全閉」
9月16日 ・・・ +72
9月16日おそらく午後2時30分から「全閉」を解除
9月17日 ・・・ +76
9月18日 ・・・ +75
9月18日おそらく午前11時00分から「全開」
9月19日 ・・・ +70
9月20日 ・・・ +62
9月21日 ・・・ +54
9月22日 ・・・ +46
9月23日 ・・・ +38
9月24日 ・・・ +29
9月25日 ・・・ +21
9月26日 ・・・ +14
9月27日 ・・・ + 4
9月28日 ・・・ - 5
9月29日 ・・・ -13
9月30日 ・・・ -21
9月30日おそらく「全開」を解除
10月1日 ・・・ -23
10月2日 ・・・ -26
10月3日 ・・・ -27
10月4日 ・・・ -30
10月5日 ・・・ -31
10月6日 ・・・ -31
10月7日 ・・・ -31

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2013年1月27日 (日)

市民ヨシ刈り

1月27日に開催された「第23回 市民ヨシ刈り」に、子どもと参加しました。

↓まずは「ヨシ」を刈ります。直径が1cm程、高さは2m40~50cmに育っています。

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↓刈った「ヨシ」を縄でくくって、「ヨシたいまつ」を作ります。この「ヨシたいまつ」は、3月9日夜7時から、大津市内7地域の湖畔で一斉点火されます。

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↓作業後は、「豚汁」をいただきました。

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↓別の会場では、フナの放流が行われました。大津市環境部長の挨拶の後、子どもたちが、一人ずつ稚魚を放流しました。

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↓別の会場では、「雑草焼き」が行われていました。

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冬に、地上の枯れたヨシを刈り取り、雑草を焼くことによって、春には新芽が出て青々としたヨシ原が拡がります。ヨシ原は、魚たちの住処などになります。

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2012年11月11日 (日)

どんぐり成長記録

2007年秋に、「びわ湖バレイ」で拾った「どんぐり」の成長記録です。

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↑『2008年4月』
 拾ってきた「どんぐり」を、500mℓペットボトルとティッシュペーパーで作った容器(※)に入れて、常に水分がある状態にしておき、直射日光と雨・雪が直接当たらない風通しの良いところに冬の間置いておくと根を伸ばし、春に芽を出しました。
 ※500mℓペットボトルの首から3~5cm程の部分を切り、切り取った上部を逆にして下部にはめ込みます、水を入れて、ティッシュペーパーの端が水の部分に届くように垂らし、反対の端で「どんぐり」のベッドを作ります。ティッシュペーパーのベッドに「どんぐり」を置いておき、もし水が無くなれば水を加えるだけで、他に何もする必要はありません。

 「どんぐり」が芽を出すために重要なことは、みずみずしい「どんぐり」を拾うことです。乾いた「どんぐり」ではなく、落ちてすぐのみずみずしい色をした「どんぐり」を拾い、拾ってから家に持って帰るまでも、少し水をかけた状態で持って帰ることです。

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↑『2008年8月』
 芽を出した後、茎が10~15cm程になり、ペットボトルの中の根が十分に伸びたら、植木鉢等に移します。植木鉢等に移した後は、他の植物と同じで、水をあげ、肥料をたまにあげます。冬になると葉をすべて落としました。

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↑『2009年5月』
 春になると、また新しい葉がたくさん出て、40cm程に育ちました。

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↑『2009年10月』
 80cm程に育ちました。

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↑『2009年10月』
自宅で育てた「どんぐりの苗木」を、「びわ湖バレイの汁谷」に植樹するイベントがあり、主催者の方にあずけて植樹してもらいました。

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↑『2010年1月』
「びわ湖バレイ」の山頂付近は冬には1メートル以上の積雪になります。スキーに行った際に、植樹してもらったと思われる場所を探して確認しようと思いましたが、雪に覆われていたため、確認できませんでした。

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↑『2012年11月』
木札に名前が書かれた目印(写真の緑色ペグの下)を見つけました。緑色ペグの上の細い木が植樹してもらった「どんぐりの苗木」ですが、葉を落とした状態なのか、枯れてしまったのか確認はできませんでした。また夏頃に行った際に確認しようと思います。

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2012年9月29日 (土)

琵琶湖南湖をボートで周回

 9月29日にレンタルボートで琵琶湖の南湖(琵琶湖大橋から近江大橋の間)を周回しました。台風前の曇り空のため、湖面の色は良くなかったですが、風は気持ちよかったです。

↓レンタルボートのマリーナ

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↓レンタルボート

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↓湖面からの風景

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琵琶湖の環境保全を考える1日になりました。





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2011年11月 6日 (日)

びわ湖バレイ自然塾

11月6日の「びわ湖バレイ自然塾」に参加しました。

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↑山の中を散策しました。白色のヘルメットは蜂除けです、黒っぽい服を着ていると、蜂はクマと思い攻撃してきます。

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↑パンを焼くための木を伐り出し、木のまわりに練った粉を巻き付けて、竹輪のようにパンを焼いて食べました。

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↑椎茸を収穫しました。


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↑収穫した椎茸入りのトン汁をいただきました。

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↑杉板をバーナーで焼き、木工をしました。

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↑子供15人程で、20分程の間に、100匹以上のサワガニを捕まえました。捕まえたカニは、すべて逃がしてやりました。

小雨が降ったり止んだりしていましたが、1日、自然に触れて楽しみました。

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2011年9月11日 (日)

木の岡ビオトープ

本日(9月11日)、滋賀県主催の「木の岡ビオトープ自然観察会」に参加しました。

↓大人と子供合わせて、60人程が参加しました。

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↓ビオトープ内を探索。
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↓昆虫を捕まえました、

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↓おにぐるみ
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↓野草の天ぷらをいただきました。
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半日、自然に触れました。

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2011年4月10日 (日)

自宅で育てた椎茸

「びわ湖バレイ」で菌打ちし、自宅で育てていた椎茸を、収穫しました。

↓平成22年3月21日に原木にドリルで穴を開けて、菌打ちを行いました。

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↓自宅に持ち帰り、気が付いた時に、水をかけていました。

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「菌打ちをした後、水分を切らさないようにすれば、2シーズン後に椎茸ができます。」との説明を受けていましたが、菌打ちから約1年後に一つだけ椎茸が育ち、平成23年4月10日に収穫しました。

↓写真右下が椎茸です。

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 椎茸が育ってから、しばらくそのままにしていたので、食べようとしましたが、硬くて食べられませんでした(笑)。

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2010年8月22日 (日)

仰木の棚田 2

 写真はすべて、平成22年8月18日撮影です。

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↑仰木の棚田で最も有名な「馬蹄型棚田」。

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↑馬蹄型棚田を、一本桜から見る。この写真中央付近で、高齢の方が草刈作業をされていました。ズームすると次の写真です。

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↑強い陽射しの中、時おり腰を伸ばしながら、黙々と一人で作業をされていました。

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↑一本桜から見る棚田(馬蹄型棚田と逆方向)

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↑仰木の棚田をアスファルト道路から見る。仰木の棚田周辺では、道路工事がどんどん進んでいます。

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2010年8月19日 (木)

うみのこ見学会2

前回記事からの続きです。

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↑操船室。

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↑デッキで、北湖と南湖の水の、透明度比較実験。

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 ※ 2009年10月6日の記事も参照してください。

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2010年8月18日 (水)

うみのこ見学会1

 本日(8月18日)浜大津港で、「うみのこ(湖の子)」の見学会が開催されました。「うみのこ」は滋賀県が所有する環境学習船で、滋賀県下の小学校5年生は全員一泊2日で「うみのこ」に乗船し、琵琶湖や環境について学びます。

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↑「うみのこ」内で一番広い、学習室。

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↑一度に112人が食事をすることができる食堂。椅子は固定されているので、船がゆれても安全です。車椅子でも使えるテーブルもあります。

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↑子供達が宿泊する部屋。見学会では、顕微鏡が置かれており、琵琶湖の水の中にいる小さな生物を見ることができました。

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↑先生が宿泊する部屋、2人部屋と6人部屋があります。

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↑洗面室とシャワー室。

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↑障害児用の、洗面台、シャワー用椅子、エレベータ横にあるトイレ。

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↑保健室

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↑会議室。小学校の職員室のように、先生が会議をします。

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